mattoの工作&探索記

適当に模型製作や探索をした記録です。

どうも。。

フリーランス地方私鉄の特急車両を作る」の続きになります。

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何年も前に架空地方私鉄を作り始めた初期に鉄コレの日車標準型を改造してフリーランス車両を製作しました。
原型は大きく変更していませんが、2ドア車から3ドア車への変更と同時に車体長も元の17m級から16m級へ短縮改造しています。
種車からの劇的な変化は少ないですが切り継ぎ工程が多いため1両製作しただけに終わっていました。
ここ最近のフリーランス車増備の一環で吊り掛け駆動の旧型車をもう少し欲しくなり、わりと気に入っていた当形式を増備することにしました。

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種車は以前製作したときと同じ、鉄コレ6弾の岳南鉄道モハ1103です。
側面の客ドアを移植して元の2ドアから3ドアに改造するために、側板供出用に1両余分に確保します。

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IPAに漬けて塗装を剥離。
鉄コレの初期弾車両はIPAで塗装が落としやすい気がします。

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GMのエコノミーキットなどを組むときとは逆の手順で、側面を板状に切り出します。
側板はドアと戸袋窓がセットになるように切り出して、3ドアになるように組み直します。
同時にドアと窓の間の切り口を設けやすい位置で屋根ごと車体を切断し、16m級の長さに短縮しました。

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切断面を調整して瞬着で側板を車体に接着します。
しっかり位置が揃って水平の取れた状態で固定するのに気を遣います…
無事に固定できたら瞬着で接合面を埋めて、ヤスリで整形して接合跡を消していきます。
画像ではわかりにくいですがヘッドライトをピンバイスで開口しておきました。

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車体加工が終わったら塗装に。
サーフェイサーで下地処理しますが、この段階で消し切れていなかった接合面が見つかって再び整形作業を行っています。
前回「フリーランス地方私鉄の特急車両を作る」の特急車と一緒に塗装しました。

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写真を撮り忘れて一気に塗装完了状態で申し訳ないですが、こんな感じになりました。
今回は2両製作するので旧塗装と新塗装に塗り分けてみました。
路線カラーのMSシャアレッドは共通ですが、旧塗装は渋めのMrカラー321番で新塗装はガイアカラーのインテリアカラーを使用しています。
どちらも今までに製作したフリーランス車と共通の配色です。
屋根のパンタ周りにのみウェザリングしています。

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ヘッドライトは開口したのでライトレンズを入れる必要がありますが、今回はWAVEのH・アイズ3の2.0mm径の物を使用しました。
汎用プラパーツなので安価なのと、様々な径がセットされているので他の製作でも応用が効きそうです。

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連結器は両運転台なので全てTNカプラーに。
自連でカプラーの台座が小型になっていて台車に干渉しないタイプにしたかったのでJC6366を選択。
固定ツメの位置がズレるのでそのままでは床板に固定できないため、ツメをカットしてゴム系接着剤で床板に接着しました。

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動力車のほうは動力台車にバネ受けが干渉してしまうので、画像のように本体を大きくカット。
0.8mmの真鍮線でバネがギリギリ作用できる範囲にバネ受けを取り付けて短縮化しています。

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これでギリギリTNカプラーが台車に干渉せずに済むようになりました。
ただバネは市販状態よりも伸びにくくなるので、カプラーが直線で固定されにくくなります…

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これで完成です。。
車番は以前製作した物の続番で、旧塗装が627、新塗装が625になっています。
吊り掛け駆動車時代の自社発注車で、輸送力増強のために16m級への大型化と3ドア化が行われた初の形式という設定です。
他の吊り掛け旧型車が15m級2ドアで輸送力に難があったため引退した反面、当形式は同じ旧型車ながら輸送力に優れていたため後年まで残されて活躍している…ということにしています。

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吊り掛け旧型車から特急車、大手の地下鉄からの譲渡車に機器流用の車体新造車・ステンレス車体にVVVF制御の数十年振りの完全新造車と、これで一通り作りたい車両は出揃いました。
あまり車種が増えすぎてしまうよりも同じ車種が複数両いたほうがリアルかなと思っているので、今後は今まで作った車種の増備を情景製作の合間にやっていこうと思っています。
2019年のJAMに出展したときよりも車両数が4倍以上増える大増備を実現したので、とりあえずはこの車両達の路線となりうる情景の製作をメインに進めたいですね。

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つづく…

どうも。。

前回「フリーランス地方私鉄の最新型車両を作る」の続きです。

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ステンレス車体でVVVFの最新形式を製作しましたが、今度は特急用の2ドア車両を作ろうと思い立ちました。
ウチの架空地方私鉄は山岳部の鉱山から地方都市を抜けて臨港地帯まで約50km近い総延長があるという設定なので、優等列車の専用車を設定することに。

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種車の選定には結構悩みましたが、最終的に鉄コレ5弾の長野電鉄2000系を使用。
運良く秋葉原のレンタルボックスで格安で手に入れたものです。

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早速分解してIPAに漬けて塗装を剥離。
剥離し終えたら元の18m車体から16級へ長さを短縮化改造します。

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短縮化にあたって窓数を減らしたりドア位置を運転台側と妻面側とで統一したため、切り継ぎ工程数はかなり多くなってしまいました。
接合面の埋め合わせ箇所が多くなって大変でしたが、凹凸の無い鋼製車体で削り加工しやすかったのが幸いです…

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長電2000系非冷房車の屋根はモニターが全体に付いていてクーラーを後付けするのが困難なので、屋根板は別の物を使うことに。
ちょうど形状が一致したGM西武新2000系の屋根板を長さカット&穴埋めして使用しました。

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パンタ台も新設しました。
TOMIXのPS13パンタグラフに付属している台座部分を取り付けて、ランボードはGM製の物を貼っています。
足回りは車体長が16m級になったため動力ユニットもTM-10Rを使用して、T車は余っていた16級の床板を流用。
台車は種車のままですが、床下機器は短縮化に合わせて搭載数を減らしています。

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車体加工が終わったので塗装に。
同時施工している日車標準車体の旧型車も一緒に塗装しています。

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特急車ということで従来車とは違う塗装にしようかとも思いましたが、良いアイデアが浮かばなかったので統一感を重視して同じ配色にしました。
Mrカラーの321番とシャアレッドのツートンカラーです。
前面部は地方私鉄車両でよくある「金太郎塗り」をやってみようかとも考えましたが、結局妥協して直線に…
細かいタッチアップをしたあとに車番のインレタを貼り付けて、最後に半光沢クリアを吹いて完成です。

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クーラーはGMのエコノミーキットのジャンクパーツから使えそうな物を塗装して取り付け。
Mrカラーのウェザリングカラーで汚しも入れています。
塗装前の工程で撮り忘れていましたが、配管も簡素ですが真鍮線で再現しています。

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全てのパーツ取り付けが完了し、完成しました。。
形式名は5000形で、旧型車を除くと当路線唯一の2ドア・非貫通構造の特急専用車です。
転換クロスシートを装備していて座席指定の特急列車として運用している設定です。

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車番はパンタ付・集中クーラー車が5001でパンタ無し・分散クーラー車が5101になっています。
屋根(パンタ)や床下機器はウェザリングしていますが、車体は汚さずに整備が行き届いているように見える状態にしました。
ヘッドライトは開口してライトレンズを組み込んでいますが、点灯化は今のところ未施工です。

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先頭部は電連タイプのTNカプラーを付けていて従来車との併結運用が可能になっています。
運用によっては一部座席指定の優等列車もあるという設定です。

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これでウチの架空地方私鉄の主力車両形式は一通り出揃いました。
旧型車と貨物はもう少し種類を増やすと思いますが、現行車両については種類は増やさずに純粋な増備をしていく予定です。
既に製作のためにパーツも揃えていて各形式1編成は増備出来る状態ですが、なにぶん切り継ぎ加工などの工程数が多いので両数を増やすには時間が掛かりそうです…

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しばらく車両製作に比重を置いていましたが、車両が出揃ったので情景のほうもそろそろ本腰入れて作ってきます。
まずは地方都市レイアウトを仕上げることからですね…

つづく。。

どうも。。

前回「Zショーティーの急曲線で石灰石鉱山ミニレイアウトを作る(2)」の続きです。

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選鉱場の建物を塗装し、岩肌と山肌を塗ってバラストを撒いたところまで進みました。
引き続き細かい作業をやっていきます。

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選鉱場まわりが物足りなかったのでディテールを追加することに。
GMの洗浄機キットの階段を切り継ぎして、選鉱場への階段を作ります。

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こんな感じに組んでみました。
貯蔵塔の上部扉から線路階を経由して下の選鉱場の階まで降りられる階段になっています。
四隅には1mm角棒で柱を付けています。
現物合わせなので若干歪んでいしまいました…

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選鉱場内にはチップLEDの照明を入れてみました。
建物同士はネオジム磁石によって連結する構造になっていて着脱可能にしているので、隣の建物と接する際に銅板で電気的にも接続される構造にしています。

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接する面が少ない上下間の建物の接続部分ではコネクター接続にして外せるようにしました。
今回は千石電商で購入した1mm×2mmのピンコネクターを使用してみました。
かなり小型のコネクターなので他の車両工作でも応用出来そうです。

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坑内にもチップLEDを取り付けて照明にしています。
12Vそのままでは明るすぎるので、調光ユニットを入れて暗くしないといけません。

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スタイロフォームが剥き出しになっていた断面が不格好だったので、0.5mmプラ板を両面テープで貼りました。
プラ板同士の接する面はどうしても隙間が出来て目立つので、瞬着で固定しています。

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レイアウト断面をどういう色(柄)にするか悩みましたが、結局つや消し黒で塗ることに。
木目シートを貼ろうかとも思いましたが、レイアウト全体が茶色主体の色合いなので同化しすぎて映えなさそうでやめました。

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雑草表現にミニネイチャーを植えていきます。
今回のレイアウトは季節設定は真冬なので枯れた色の物を使用しています。
ミニネイチャーは製品自体の単価はそれなりに高く感じがちですが、点々と少しずつ植えて使うので1パックでかなり広範囲に使えて、植生のディテールも細かくてバリエーションも豊富なのでコストパフォーマンスはとても高いと思っています。

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真冬の枯れ草は実際には同じ色合いの草ばかりが生えていることが多いですが、模型では見栄え的に単調になってしまいそうなので変化を付けた植生にしてみました。
冬の植生再現はもっと試行錯誤の余地があります…

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樹木も冬の状態にするためにオランダフラワーを使用。
海外製品の物をタミヤの水性アクリル塗料で塗装しています。

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Nスケールになるように枝を切り出して使います。
細い枝がしっかり出ていない個体もあったりするので、購入したパックの中でちゃんと使えるのは60%くらいでした。

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ピンバイスで植える位置に穴を開けて、木工ボンドを根っこに付けて差して固定します。
塗装して塗料を吸っているからか製品状態よりも折れにくくなっている感じがしますが、それでもライケンやフォーリッジに比べると圧倒的に繊細なので取り扱いに注意が必要です。

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斜面全体にオランダフラワーを植え終わりました。
線路周りは車両を走らせて接触する枝をカットしておきます。

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上部軌道はELが走る電化路線なので架線柱を建てます。
市販のZゲージ用架線柱は本線用のしっかりした形状しか無かったので、鉱山鉄道にあった華奢な物を自作してみました。
本体は爪楊枝をベースにして、プラT字棒と真鍮線で梁を作りました。
トロリー線を支える碍子はKATOのラーメン架線柱から切り出して使用。

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塗装とウェザリングをしてこんな感じになりました。
今後の鉱山鉄道製作にも使えるように余分に作っています。

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地面に穴を開けて刺して固定。
もう少し柱が細くても良かった気がします。
建築限界ギリギリで作っているので架線柱を植えられる場所があまり無く、アクセント的に数本建っているだけになっています…

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改めて全体像を。
おおまかな作業は終わりましたが、もう少し細かいところをいじろうと思います。

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つづく。。

あけましておめでとうございます。
今年も細々と製作や探索をやっていこうと思いますので、よろしくお願いします。

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以前「フリーランス地方私鉄の自社発注車を作る」では鉄コレ19弾のNDC前面とGM西武新2000系のボディを使って鋼製車体の自社発注車を製作しました。
車両バリエーションをさらに増やすべく、別形式を増備することにしました。
今度はステンレス車体でVVVF制御を採用した近年導入されたという設定で作っていきます。

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今回もNDCの前面パーツを使用しますが、種車は鉄コレ19弾から変更することに。
使用するのは鹿島臨海鉄道のキハ8000形です。
オープンパッケージなので手に入りやすいのと、両運車なので1両につき前面が2つ手に入り、前面窓のライト表現もそのまま使用できる点が種車にするのに適していました。

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カットした前面部分をIPAに漬けて塗装を剥離したあと、ボディと合わせます。
ボディと屋根はGMの東急5050系の物を使用していて、側窓とドアを各1個分切り詰めて車体長を20m級から16m級に短縮しています。
前面は下部にアンチクライマー状になる凹みをプラ板で製作して取り付けて、NT200形のような前面形状に改造しました。

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車体本体はステンレス製で前面部は鋼製という設定で、塗り分けも材質によって変えることにします。
構造の違う車両を切り継いだため、雨樋の位置合わせなどに苦労しました。

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下地にサーフェイサーを吹いて小傷なども修正。

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本塗装はまず帯の色を吹きました。
ウチの架空地方私鉄のラインカラーにしているMrカラーのMSシャアレッドで塗装。

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帯部分を1mm幅のマスキングテープを貼って塗り分けることで再現します。

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1工程写真を撮り忘れて飛ばしてしまってますが、前面部にブラックを吹きました。
そのあと前面をマスキングし、鋼製部をガイアカラーのインテリアカラーで塗り分けます。

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マスキングを剥がすとこんな感じになります。
ここから前面の鋼製部を再度マスキングして、車体のステンレス部を塗装します。

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ステンレスはドアと側面で質感を変えてみることに。
ドアはガイアカラーのダークステンレスシルバーを使用し、側面メイン塗装には同じくガイアのライトステンレスシルバーを吹きました。

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さらに側窓まわりをニュートラルグレーで塗り分け。
かなりマスキング工程が多くなって時間が掛かってしまいました。

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側面のドア横には銀河モデルの半自動ボタンのインレタを貼り付けました。
今まで作ったフリーランス車にも半自動ボタンをシールで自作した物を貼っていましたが、今回は市販インレタを使用したのでシャープさが増した気がします。

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足回りは鉄コレの動力と床板を使用しますが、台車はGMのTS1026を使うことに。
動力台車への台車枠の取り付けは、トレーラー台車を切り出して軸受け部分をドリルで削って拡張し、0.3mmプラ板をスペーサーとして中央に貼り付けてからゴム系接着剤で動力台車に取り付けました。
T車のGM台車と鉄コレの床板は微妙にピン止めの寸法が違うらしく、そのまま付けると堅くて首振りしないので、ピンを鉄コレの物に交換して床板のピン受けを若干削って首振りがスムーズに動くようにしています。

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先頭部はTNカプラーのJC6343を取り付け。
そのままではスプリングの台座が動力台車に干渉してしまうので、写真のように1mm真鍮線で当たらない位置まで短縮化改造しています。
スカートはトミックスのE233系用を取り付けました。

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T車には車内の座席も再現してみました。
ジャンクの鉄コレ車内パーツからシートを切り出してプラ板と接合し、転換クロスシート仕様に。
床下機器はジャンクパーツのVVVF機器をそれっぽく取り付けたあとに塗装して仕上げています。

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座席と床面を塗り分けようと思ってましたが、鉄コレ動力の使用でM車の車内表現が出来ないので室内灯も入れられなくて目立たないので、単色で簡単に済ませました。
車体と床板とは両面テープで固定します。

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別途塗装したクーラーやアンテナを取り付け、完成しました。
急曲線が多く建築限界の都合で16m級車両までしか入線できない路線で、条件の合う中古車両が確保できないため新造車両を導入したという設定です。
形式名は2020形にしようと思います。

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模型でM車は片方のみですが、設定上は全電動車ということで床下機器もそのような構成にしています。

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前面は貫通構造になっていて、従来車との併結運転で最大4両編成で運用されます。

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2020年に製作したフリーランス車群。
かなり車両数を増やすことができました。
吊り掛けの旧型車からステンレスのVVVF車までが共存する不思議な時代設定になってしまってますが、ラインカラーを統一したおかげでなんとかまとまりが出ているような気がします。
次は放置気味の地方都市レイアウトの製作を進めるのと、途中駅のモジュールなども作れれば良いなと考えてます。

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どうも。。

 天気が良かったので久々に廃線探索に出掛けてみました。
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今回は水戸線の川島駅へ。
川島駅にはかつて太平洋セメントの川島サービスステーションがあり、1997年まで秩父鉄道の武州原谷駅からのセメント列車が設定されていました。
また、それとは別に日本コンクリート工業川島への専用線もあり、80年代までは現役だったそうです。

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友部・水戸方面ホームの横に側線が残っています。

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枯れ草に覆われて見にくいですが、線路や分岐器が残っているのが確認できます。
3~4本の側線が敷かれていたようですが、ホーム横の線路は現在は撤去されています。

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ホーム横の側線からカーブしていく専用線の線路。
架線柱が現存しているのが珍しいですね。

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跨線橋から小山方面を望む。
側線への分岐があったような痕跡がありますが、今は完全に撤去されて行き違い設備のみになっています。

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コンクリート工場へ続く専用線跡。
かつては左側にも側線があったようですが、現在は用地転用されています。

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駅を出て専用線沿いへ。
県道303号の踏切跡は道路内のレールこそ撤去されていますが、警報機脇の柵や遮断機の開閉スイッチなどが現存しています。

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川島駅方面。
雑草に覆われていますが線路は残っていました。

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踏切を越えた先を見ると、右手にカーブしていく線路が…
架線柱に加えて架線も張った状態で残されています。
分岐器と転轍機も現存していて、とても惹かれる廃線情景です…

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鬼怒川の河川敷へ出る道を通って専用線に近づいてみました。
この辺りからコンクリート工場の敷地に沿っていて、専用線が敷地との境界になっています。

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雑草に埋もれた線路と近代的なコンクリ製架線柱のギャップが特徴的な線路跡。
コンクリート工場は現在も操業中で、工場内には製品のコンクリ製電柱が大量に保管されていました。

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藪を進んで線路に…
秋になって雑草がなんとか歩けるレベルになっていますが、真夏は藪に覆われて線路が全く見えなくなっていそうです。

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線路内に生えた樹木。
廃止からの年月の経過を物語っています。
コンクリート工場の専用線のさらに先には1970年頃まで砂利取り線もあり、今でも路盤の痕跡が確認できます。

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この専用線の奥には廃車になったスイッチャーがそのまま放置されているという情報があり、ぜひとも見てみたかったのですが、進むにつれて藪が濃くなり断念…

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鬼怒川の河川敷から専用線を望む。
この樹木と雑草の中にスイッチャーが埋もれているそうです。
河川敷側から行けるルートは無さそうなので、線路伝いに藪漕ぎしていくしかないようでした…
藪の薄くなる冬の時季にリベンジしたいと思います。



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今回も折り畳み自転車を輪行してきたので、川島駅を出発して次も目的地へ向けて走っていきます。

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川島駅から約19km離れた岩瀬駅まで走ってきました。
かつて岩瀬駅と土浦駅を結んでいた関東鉄道筑波線の廃線跡がそのまま「つくば霞ヶ浦りんりんロード」というサイクリングロードとして整備されていて、今回はそれを走るのも目的でした。
岩瀬駅から土浦駅までほぼ約40kmの平坦な道のりなので、昼頃から出発しても片道から十分走破出来ます。
ちなみに、つくば霞ヶ浦りんりんロードの霞ヶ浦側コースである土浦〜佐原間は以前「霞ヶ浦の桟橋軌道を観察してみる」で走りました。

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かつて筑波線の線路があった岩瀬駅ホームの左手がサイクリングロードの出発地点になっています。
現在でも2面3線に長いホームでそれなりに水戸線内では設備の大きい駅ですが、公園として整備されたかつての線路跡を含めると筑波線の現役当時はかなり広い構内だったことが伺えます。

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一部を除いて線路跡をほぼそのままサイクリングロードとして整備しているので、鉄道路線らしいカーブ具合が残っています。

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旧雨引駅跡。
現在は休憩所して整備されていて、ホームの土台が今でも現存しています。
貨物ホームも残っていて、かつては近隣の石材の運び出しに利用されていたそうです。

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線路跡のすぐ脇に石材会社があったりします。
サイクリングロードから見える付近の山肌にも岩肌が露出している箇所が所々見えていて、もしかすると石切場の運搬軌道があるかもしれない…と思ってしまいました。

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紫尾駅跡。
駅ホーム跡が残っているところは多いですが、逆にそれ以外の鉄道設備はほとんど撤去されています。

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途中で寄り道したせいで後半はすっかり夕暮れに…
沿線は田畑が多く起伏もない地形なので眺めはとても良いです。
線形も良く勾配もほとんど無く、とても走りやすい道でした。
鉄道遺構として見ると、整備が進んで現役当時から現存する物を探すのは難しくなっていますが、線形や駅跡はそのまま残っていて沿線風景も良いので鉄道旅情を感じられるサイクリングコースです。

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無事土浦駅に到着。
土浦駅からなら当駅始発で上野・品川方面の空いた電車で楽に輪行して帰れるので、それも踏まえて良いルートでした。

廃線跡を転用したサイクリングロードは全国各地に存在しているので、いつか全走破してみたいと思っています…

おわり。

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