mattoの工作&探索記

適当に模型製作や探索をした記録です。

どうも。。

前回「片上鉄道の廃線跡を探索してみた(1)」の続きです。
 
天瀬駅を出ると若干の上り勾配に。

集落を出ると急斜面沿いに入って、トンネルが連続する区間に。
手前にあるのが第1天神山隧道で、その奥が第2天神山隧道です。
どちらも全長50mもない短いトンネルです。
サイクリングロード化されているのでトンネル内も照明が点いていて廃隧道感はありません。。

国道とクロスして吉井川沿いに路盤が移ったところで、線路を遮るようにコンクリ製の構造物が…
大掛かりな陸閘門が設置されていました。

門の可動部分は鋼製で、現役時代の形をほぼ保っているようです。

門の閉鎖部分だけ線路が残されていました。
鉄道が通る陸閘門はなかなか珍しいですね。

備前矢田駅付近にて。
雲はかかってますが雨は完全に止んだので、強行して良かったですね。。

ここも出発信号機が撤去されずに残されていました。
現役時代の貴重な痕跡ですね。

線路脇の廃屋。

ここはとある界隈では有名なスポットですね。。


苦木駅跡。
ここもホームと待合室が残されていて、サイクリングロードの休憩所になっていました。
現役時代の写真が飾ってありますが末期は交換設備は撤去されていたようですね。


駅前の古い民家。
まわりを山々に囲まれた小さな集落のなかの駅です。


吉井川橋梁は撤去されて橋脚の土台のみ残っています。
サイクリングロードも川は国道の橋へ迂回するルートになっています。

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美作飯岡駅跡。
2面2線で交換可能な駅でしたが、片側のホームと駅舎は撤去されていました。
緩やかにカーブを描く路盤はそのまま残っているのと、駅前?の商店の建物が現存しています。
商店は復路でじっくり見てみることに。。

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和気駅から20km弱、2時間ほどで目的地の吉ヶ原駅に到着しました。。

つづく。

どうも。。

前回「下津井電鉄の静態保存車を見に行ってみた」の翌日の話です。
この日は下津井電鉄と同じ岡山県内にある、片上鉄道の廃線跡と動態保存を見に行ってみることに。

片上鉄道は岡山県内の片上から柵原まで全長約34kmの路線で、柵原鉱山で産出される硫化鉄鉱を片上港へ輸送していた路線でした。
91年に廃止になったあと、吉ヶ原駅で車両の動態保存や廃線跡がサイクリングロードとして整備されていて、現役時代の面影を今でも見ることが出来ます。

片上鉄道の動態保存は毎月第1日曜が開催日なので、それに合わせたスケジュールでしたが、天気はあいにく日曜だけ雨です…
自転車で廃線跡を辿るので雨は厳しいため予定変更も考えましたが、昼頃には止むという予報を信じて強行することに。

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岡山から山陽本線で片上鉄道との連絡駅であった和気駅へ。
雨足は強くありませんでしたがそこそこ降っていて幸先が不安に…

車窓から見える冬枯れた山々の景色を楽しみにしていましたが、雨なのでまた違った色合いに。
雲が掛かった山がとても幻想的で良いです。
普段はロングシートの東京の電車しか乗らないので、西日本の転換クロスシートはとても新鮮味があって楽しいです。。
車窓を眺めやすいのはもちろんですが、転クロだと足を伸ばせるのも長距離の鈍行乗り鉄ではポイント高いですね。

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和気駅で下車。
今回の目的である片上鉄道との連絡駅です。
片鉄としては途中駅で、和気から片上へは約8km、逆方向の柵原方面へは約25kmあります。
天気が微妙ですが、予報では午前中で止むらしかったので、このまま自転車を展開して走りに行きます…

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和気駅前の風景。
急峻な低山に囲まれた独特な景観です。
早速片上鉄道の廃線跡に遭遇。
ガーダー橋がそのままサイクリングロードに転用されています。

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案内板もところどころに設置されています。
このガーダー橋を渡る現役時代の鉱石列車の写真。
DD13牽引の無蓋車編成がとても良いです…
サイクリングロードは舗装されていて、路盤跡というのもあって勾配も緩やかで走りやすいです。
益原駅跡を通過。
廃線脇にワムが静態保存されていました。

近くにあった案内板の地図。
終点の柵原まで、川に沿って曲がりくねった線形です。

山間部の僅かな平地を線路跡が通っています…
沿線は田畑の中に古い日本家屋が点在するなかなか良い感じの景色です。。

線路横を流れる吉井川の新田原井堰。
堰の前側に橋が掛かっていて渡れるようです。

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天瀬駅跡に到着。
線路と駅舎は撤去されていますが、ホームと待合室は保存されていました。
状態もかなり良いですね。
待合室はアングルによっては現役路線の物と見間違いそうです。。


駅構内の横にあった石垣。
こういう荒石が密に積み重なった石垣をNゲージで再現したいんですが、製品が無いのが困ってます…


天瀬駅は2線あって行き違い可能な構造だったようです。
サイクリングロードとして整備される道幅は一定らしく、舗装路とホームの間に余白が出来ていますね。

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構内の隅には信号機が残されていました。

つづく。。

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どうも。。

久々にちょっと遠出に行ってきました。
今回は岡山方面に足を伸ばして、下津井電鉄の静態保存車と片上鉄道の動態保存を見に。。
土日の2日間での強行スケジュールです…

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東京から新幹線でまっすぐ岡山まで行ってしまうもの物足りない気がしたので、あえて新大阪からは鈍行で。
写真を撮り損ねましたが、姫路駅付近から見えたモノレール駅跡のマンションが解体作業真っ只中なのを見て、もっと早く訪問しておけばと後悔したり…
相生〜岡山辺りの低山がボコボコと立つローカルな景色がすごく好きです。
途中の車窓風景で特に印象に残ったのが三石駅で、両側を山に挟まれた谷沿いにある小さな町にある駅で、駅周辺に古びた煙突の建つ工場が多く見られたのがとても気になりました。
次回来るときが下車してみたいと思います。。

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下津井の廃線跡と静態保存車を見るべく、岡山から瀬戸大橋線へ。

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下津井電鉄との連絡駅だった児島駅に来ました。

下津井電鉄は児島〜下津井間の約21kmを走っていた軌間762mmの軽便鉄道で、1991年に全線廃止になった路線です。
現在でも線路敷きが遊歩道になっていたり静態保存車が各所で保存されていて、かつての痕跡をたどることができます。 
1972年までは15km岡山寄りの茶屋町駅まで走っていましたが、先立って廃止になっています。

JRの児島駅と下電の児島駅は若干離れていて、あらかじめ下調べしたはずが早速見失いました…(写真も下電とは反対側の出口ですね…
もう既に夕方近かったので、遊歩道のトレースは後回しにして先に下津井へ向かってしまうことに。
輪行してきた自転車を展開して、とりあえず海沿いを進んでみます。

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途中で見つけた良い雰囲気の木造建築。
自分が大好きな能登半島でよく見られる黒い板張りの壁は、岡山でもかなり見ることができました。
屋根瓦も黒色が多かったですが、北陸の建築様式とどう繋がりがあるのか気になりますね。

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三角屋根と2階の格子窓がとても印象的です。
すぐ後ろが漁港になので漁業関係の建物でしょうか?

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岸沿いの長屋?と放し飼いのわんちゃん達。
とても長閑な場所です。。

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坂を登って半島部分の対岸へ出たら、目の前に瀬戸大橋が。。

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ちょうど夕日が瀬戸大橋に掛かる瞬間でした。
橋の向こうに見えるしまなみの風景にとても癒されます。。

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岡山に到着したのが遅めだったので探索時間が短くて気を落としていましたが、逆に遅く着いて良かったかもしれません。。

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坂を下りて下津井の漁港に到着。
のどかな漁港と巨大な橋が共存するギャップが面白い風景です。
しばらく進んだところに今回の目的である下津井駅が。

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終着駅だった下津井駅の跡地に到着。
現在も現役時代に活躍した車両達が静態保存されており、保存会の方が維持活動をされています。

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駅の線路は廃止後に一旦は撤去されたようですが、近年になって再敷設されました。

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駅名標も建っています。
ホームから車両が見える贅沢なシチュエーションです。。

休日だったこともあり保存会の方が作業されていたので、ご好意に甘えて間近で見学させていただきました!貴重な機会ありがとうございます。。

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廃線直前に導入された新造車のメリーベル号と、落書き電車だったモハ1001。

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バケットが特徴的なクハ5。
綺麗に塗り直されてシートが被せてあり状態は良いです。

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元井笠鉄道のホジ3。
塗り直し途中なのか、児島寄りの前面まわりだけオリジナルの塗装になってます。

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反対側。
どちらのカラーリングも良いですね。
猫屋線の第二弾発売が楽しみになってきます。

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形態の違う連結器。
そういえば762mm軌の車両は連結器のバリエーションが何気に多いですね。

児島方面から下津井駅跡を望む。
駅跡や静態保存車のある敷地はかなり広いので、今後の展開にも期待してしまいますね。


下津井に着いたのが遅かったのと静態保存車をじっくり見過ぎて、線路跡の遊歩道を辿って戻りましたが真っ暗に…
それでも線路以外の架線柱や線路際の柵などがそのまま残されているのが確認できたり、沿線に古い建物が建て込んでいる良い雰囲気の場所が確認できました。
ここは明るい時間帯に再訪必須ですね…
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この日は一泊して、次の日は片上鉄道の廃線跡へ。。

つづく。

どうも。。

あけましておめでとうございます。
今年もゆるく模型作りをやっていこうと思っていますので、よろしくお願いいたします。

新年一回目は石灰石鉱山レイアウトの製作ネタから。。

今までずっとレイアウトの上部軌道のNナロー線(6.5mm軌道)に試行錯誤してきました。
特に動力ユニットは鉱山機関車に使える小型サイズの製品が高価な物しかないので、自作などで代替品を作ろうと模索していました。
Nナロー(6.5mm)の小型動力を試作してみる
「ころころ動力」を使って鉱山機関車を作ってみる(1)

かろうじて走行できるレベルには出来ましたが、サイズが理想よりも大きめになってしまうのと安定走行が難しかったのが欠点で、結局本採用に踏み切れずに保留状態のままレイアウト本体の製作を進めていました。
情景作りと並行して上部軌道用のグランビー鉱車も製作しましたが、これも走行面では不安が残る物に。
Nナローのグランビー鉱車を自作してみる(3) 完成しました

そんなとき、年末に大宮の鉄道模型イベントで前々から気になっていた6.5mm軌の小型動力ユニットが売られているのを見つけてしまいました。
今までの苦労を考えると、多少高価でも動作が保証された製品を使うほうが確実じゃないかということで、思い切って購入。。

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ということで、ようやくPowerMAX 6.5mm導入です。
以前の動力自作記事を書いたときから存在は知っていましたが、11500円という価格から手を出すのを躊躇っていました…
今回買ったのはZゲージの6.5mm軌版ですが、9mm版も発売されています。

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実際に手に取ってみると、思った以上に小さくて驚きます。
硬貨にすっぽり収まってしまうサイズにモーターやギアが収まっています。
ギアは金属製で、大きな減速ギアが介されているのでスローもかなり効きます。

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以前製作したグランビー鉱車と並べるとこんなサイズです。
グランビー鉱車は結構小さめに作ったつもりでしたが、PowerMAXの全高がそれよりも若干低いのが凄いです…
これなら機関車のデザインを大幅にデフォルメすることなく製作できそうなので、やはり市販品を買って正解でした。

唯一気になるのが牽引力で、ただでさえ車体が小さくて軽いので鉱車を数両牽引できる力があるのかが不安です。
そこで、以前グランビー鉱車を知り合いの方にお見せしたときにアドバイスして頂いた方法を実践することに。
磁石で走行性をアップさせる方法で、線路下に鉄線を敷いて車体にネオジム磁石を搭載させることで、磁力で車輪の接地圧を上げて牽引力や走破性を上げようというものです。
この方法を実践するためには、敷設済みの線路を一旦全て剥がして鉄線を線路下に埋めなくてはいけませんでした。
それならいっそのこと、いまいちナロー感に欠けた道床付き線路や単純なオーバルコースを修正したいと思い立って、さらなる資材調達に…

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PECOのZゲージのフレキシブル線路です。
これも前々から存在は知っていましたが、あえて手は出さずに道床付き線路を使用していました。
しかし、いろいろなナロー系レイアウトの作例を見ていくうちに、やっぱり自由度の高いフレキで曲線を描いたほうが良い線形が作れると思ったので、導入に踏み切りました。
2016年に輸入代理店が変わり、その影響で価格が倍近く上がってしまいました…(現在は1本1300円くらいします)。

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線路の土台も刷新。
フレキ線路を使ったレイアウトの作例ではベニヤ板で路盤を作っている物が多かったので、今回は自分もその工法を試してみることに。
近所のホームセンターで3mm厚のベニヤを買ってきて、配線を書いていきます。
鉄橋や工場群などの自作情景はそのまま流用するので寸法を合わせておきます。

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配線が決まったら、線路下に鉄線を敷くスペースを作ります。
鉄線は0.9mmのスチール針金を使用しますが、この分のスペースをどうするかで悩みました。
当初は針金を敷いた両サイドに1mmプラ板を貼る方法も考えましたが、あまり見た目的にも路盤の安定性の面でも良くなさそうなので、結局ベニヤを彫刻刀で線路に沿って掘りました。

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鉄橋部分や曲線の外周などの余分な部分をカット。
3mm厚程度ならカッターで何度か筋を入れれば切り落とせました。
ベニヤをレイアウト製作で使うのは初でしたが、彫り作業も切断も想像以上に加工性が良くてスムーズに進められました。

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0.9mmの針金を掘った溝に敷設していきます。
横に2本並ぶようにしながら瞬間接着剤で固定しました。

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線路はR100以下の急曲線になるので、ねじれ対策として枕木側に小加工を施しておきます。
PECOのZフレキは枕木同士がレール下で繋がっていて、曲げたときの余裕が非常に少ないです。
そのまま急曲線にすると枕木の配置が歪んでしまうので、曲線の内側になる側の枕木間を切り落として余裕を作っておきます。

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今回は線路の固定にも瞬間接着剤を使用しました。
PECOのZフレキには枕木に釘用の穴が開いていないのと、急曲線なので釘による点固定ではレールの力に負けてしまって歪んでしまうので、瞬着で枕木全体を面で固定したほうが安定します。

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こんな感じで線路下に鉄線が敷かれた状態に。
完成時には全てバラストで埋まって見えなくなります。


フィーダー線をハンダ付けして、早速試運転してみました。
Twitterにアップした試走動画を載せておきます。
かなり安定して低速走行してくれているので一安心です。

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試しにグランビー鉱車も牽かせてみようと思いましたが、やはり車輪が鈍すぎて全然走りません…
既存の車両は留置用にして、足回りを改良した走行用を作り直す必要があります。


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旧上部軌道と新上部軌道の比較。
フレキ使用になったことで、単純な小判形オーバルから変化を付けた線形にかなり変わりました。
その影響で山の地形も変更しなくてはいけなくなるので、山ブロックは丸ごと作り直しになります。
工場部分は全く同じ寸法で収まるようにしているので変更はありませんが、採掘場などは質感や色合いが今ひとつだったので、改良しようと思っています。

つづく。。


どうも。。

前回「能登線の廃線を自転車で辿って穴水から宇出津へ(3)」の続きです。

穴水から30kmほど走ったところで、ついに今回の旅で特に見たかった物が。。

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海岸を走る249号沿いにある、三波簡易郵便局です。

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小さめの木造2階建ての郵便局です。
何年も前にネットでこの建物の存在を知ってからずっと見てみたいと思っていて、今回ようやく訪問することが出来ました。
とてもこじんまりした佇まいで良い雰囲気です。。

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あいにくこの日は休業日で閉まっていました…
建物内を見てみたかったですね。

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かなり古そうな建物ですが、板張りの外壁や窓サッシなどが部分的に補修されて使い続けられています。
こうして傷んだ部分のみを交換できるのが板張り壁の利点なのかもしれませんね。


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看板類もとても良いです。。
入口の郵便ポストとドアのステッカー以外は数十年前から変わってなさそうにみえます。

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建物自体も良い雰囲気ですが、ロケーションがとにかく良いです。
古びた小さな郵便局の目の前に広がる穏やかな海岸が、とても良い画になります。

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今度は営業日に来て建物内を見たいですね。。
まだ見たい物があるので宇出津へ急ぎます。

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少し行くと波並駅跡を発見。
249号のすぐ横にあって、ホームや路盤が現存しています。
ここも整備されている方がいるようで、駅名標やホーム上などが綺麗な状態に保たれていました。
249号よりも高い場所にあるのでホームから七尾湾がよく見えます。

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線路は無くなっていますが、現役当時の面影が残る良い駅です。

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駅前にある良い雰囲気の共同作業所?。
漁業関係の建物だと思いますが、能登特有の黒い屋根と板張り壁に切り抜き文字の看板が良い味出してます。。

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波並駅を過ぎると路盤が249と並走。
現役自体は良い撮影スポットになったかもしれませんね。
今でも一部を除いて路盤が撤去されずに残っていて、鉄道が走っていた面影が色濃く残っています。

さらに少し進んだところに今回三波簡易郵便局と同じくらい見たかった場所があります。
249号から山側へ伸びる脇道を上がっていきます。

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両脇を木々に囲まれた家並みの風景。
かつてここに能登線の間島橋梁が架かっていました。
現在では橋脚ごと全て撤去されてしまって面影はありません。

Googleで「間島橋梁」で検索すると現役時代の写真がいくつか出てきます。
ガーダー橋の真下に広がる黒い屋根瓦の家並みと、背後の蒼い七尾湾のコントラストがとても印象的です。
1度あの景色を自分の目で見てみたかったです…

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ちょうど自分がこの場所に着いたときに橋梁跡のすぐ近くに住んでいるおじいさんに会って、挨拶ついでに色々お話を伺うことができました。
能登線の現役時代に列車を利用していた時の話や、能登線の廃止時にはこの場所に撮り鉄が大勢集まっていた凄い騒ぎだったことなど…(笑
前々からどうしても気になっていた「能登の家の屋根瓦は何故黒いのか」も聞いてみましたが、長く能登に住んでいらっしゃる方からしたらこれが当たり前だから…とのこと。。
しかし、屋根瓦が黒いことで積雪時に屋根に積もった雪が陽の光で溶けて落ちるので、屋根に上がって雪降ろしをせずに済むとおっしゃっていました。
また、同じ能登半島内でも沿岸部より内陸部のほうが積雪量が多いため、屋根などの造りが違っているそうです。
自転車で能登半島を一周するのが目標だと話したら、よく「そとうみ(輪島側の海岸)は軽い旅行でたまに行くよ」とおっしゃっていて、そんなに距離感があるのかと身構えたり…w
とても楽しい時間でした。

間島橋梁を出ると、10分も掛からずに宇出津の街に入りました。
穴水〜珠洲間では1番大きな街ですね。

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宇出津駅跡の駅名標モニュメントで記念撮影。
町の大きさと比例して駅の規模も他と比べて大きく、有人駅で急行列車の停車駅でした。
現在は駅跡に図書館と公民館が併設された施設「コンセールのと」が出来ています。

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駅跡は遊歩道になっていますが、その前後の路盤やトンネルは現存していました。

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駅構内跡より穴水方面を望む。
それほど古くない道路橋が線路跡を跨いでいます。

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無事に今回の目標だった宇出津に到達できました。
出来ることなら、さらに先の珠洲や終点の蛸島駅へ行きたいですが、今回はここで終了です。。

軽く宇出津の街を散策したら、いよいよ往路へ。。
帰りも行きと同じルートを走って穴水駅まで戻ります。
道中でちょっと「長話」してしまったおかげで、藤波駅付近の陸橋下にあるというNT100形の静態保存車の訪問はおあずけに…w

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ひたすら往路と同じルートを引き返していきます。
行きとはまた違った見え方と、往路で気付かなかったモノが目に入ったりして思うようにペースが上がりません…w
陽が傾いてきてより一層旅情のある情景でした。

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穴水までもう少しの中居付近にて。
もう既に陽が落ちてしまい、帰りの列車に間に合うかギリギリの時間に。
秋晴れの暑くも寒くもない絶好のサイクリング日和の日に走りに来れて本当に良かったです。

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日暮れと同じタイミングで無事に穴水駅に帰ってきました。。
なんとか帰りの七尾行きに間に合う時間に戻ってこれました。
待合室に去年設置されたコインロッカーにサイクリングで使わない荷物を置いて装備を軽量化したおかげで、走行ペースを上げられたと思います。

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手早く荷物を回収&チャリを輪行状態にして乗車。。
帰路はNT202で。
せっかくのと鉄に乗りに来ているので出来るだけ花いろラッピング車に乗ろうと思い、公式ページに載っている運用表を見て乗る列車を決めていました…w

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発車まで少し時間があったのでちょっと撮影。
静かなホームにNT200のアイドリング音が響きます。

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夕方以降の上り列車というのもあって、乗客は自分含めて3人程度…
車窓は街灯や夜景も見えず真っ暗で何も見えませんが、ひたすらエンジン音を聴きながらNT200に乗っていられるだけでも楽しいです。
この日は和倉温泉で降りて、一泊したあとに翌日の三重連イベントへ…

つづく。。

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