mattoの工作&探索記

適当に模型製作や探索をした記録です。

2016年05月

どうも。。

前回「石灰石鉱山レイアウトを作る:トンネルポータルの自作(1) 」の続きです。

全ての坑口の組み立てが終わったので、表面にコンクリの質感を再現するために溶きパテ(500サフ)を筆塗りしました。
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とりあえずレイアウトに必要な分はこれで揃いました。 
本線用・上部軌道用・道路用とで、サイズや形状にかなり違いがあります。

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溶きパテが塗り終わったら本塗装に。
まずは下地色としてジャーマングレーで暗色を付けます。

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暗色の上からニュートラルグレー2にフラットベースを調合したものを少しずつエアブラシで吹いていきます。
坑内部分にライトグレーは吹かないでおいて、暗色とグラデーションになって影っぽく見えるようにしました。 

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グレーが吹き終わったらMrウェザリングカラーのグランドブラウンでウォッシング。
そのあとつや消しクリアを吹いて、乾燥したらさらにウェザリングマスターのブルーを軽く載せて完成です。
 
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上部軌道の坑口に取り付けた配管とハシゴはオキサイドレッドで塗り分けました。

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本線用坑口には扁額を入れるスペースを作りましたが、まだ扁額自体は未製作です…
データを作成してラベル用紙に印刷して作る予定でいます。

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順次レイアウトに取り付けてみます。
鉱山口駅の直後にあるトンネルは本線と着発線(坑内で行き止まり)、さらに右手には鉱石ホッパーの引込み線が配置される予定でした。
製作段階で上部にブロック壁にして奥行きを取ったせいで坑口が手前に出てしまい、鉱石ホッパーが干渉してしまいました…
山を削って収めることも考えましたが、斜面に割く体積が減ってしまうので出来ませんでした。

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そこで、思いきって鉱石ホッパー線を廃止し、着発線上にホッパーを移設することに。
配線検討段階では元々この形態で進めていて、あとから入れ換え運転の自由度を上げようと鉱石ホッパーを別線化しましたが、着発線が本線と並行しているせいで本線が複線に見えてしまうのが不満ではありました。
入れ換え作業や留置できる車両数は減りますが、この配置のほうが単線+ホッパーの引込み線としてパッと見で判別できて見栄えの面では良い気がしています。

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上部軌道の選鉱場側坑口は複線型になっています。
左側が走行用の線路で、右側はダミーの留置線です。

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道路用トンネルは上に上部軌道が通っていて、線路の固定後はトンネル内の作業がしづらくなるので先にある程度作っておきます。
ここはコンクリ吹き付けの素掘り隧道を再現。
荒く壁面を削って木粉粘土で凹凸をある程度残しながら成形。
スペースの関係でどこにも貫通していないので、閉塞部をわかりにくくするために坑口から徐々にカーブしつつ狭くなっていく形状にしています。

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木粉粘土が固まったら溶きパテを塗ってタミヤ水性アクリルのダークグレイを筆塗り。
終端部には黒画用紙を貼り付けています。

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設置するとこんな感じに。
サイズが小さいのもあって奥の様子はほとんど見えなくなりました。
この坑口は鉱山施設への入り口で、完成後は鉄柵を設置する予定です。

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坑口密集地の谷側にも設置。
できる限りスペースをあけたつもりでも、パーツが増えていくとどんどん手狭になっていきます。
坑口が完成したことでようやく斜面の成形に取り掛かることができます。

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上部軌道の谷側坑口はもう少し斜面を削って坑口が出っ張る形にする必要がありそうです。

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つづく。 
 

どうも。。

トンネルポータルと並行して同じく地上構造物の製作を。。

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谷側は本線と上部軌道のほかに、奥に道路トンネルの洞門を設置することにしています。
この配置は解体リセット前(石灰石鉱山レイアウト:旧)と同じです。

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以前はこんなふうになっていました。
平地側から山側へ通じる道路トンネルの途中で、谷の真横に洞門で抜けているという構造です。
本線の線路と洞門の間にスペースが無かったのでコンクリの法面になっていました。
このときは周囲の地形を作ってから洞門を作っていったので製作が大変で、塗装やパーツの取り付けに難儀しました…
今回の作り直し版でも同じように奥まった箇所にあるので、前回の反省を踏まえて道路部分を先行して作っておくことに。

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以前の製作では地面のスタイロに道路と洞門部分を直接作っていましたが、今回は地面とは別の独立したブロックとして洞門部分を作って取り付ける構造にします。
直線精度を出してカットする必要があったので、厚みのあるスタイロフォームではなく100均のスチロール板を切り出して組み立てて製作。
洞門と前後のトンネル内を真っ暗にしたいので色はブラックを使用して、内部はこのまま無塗装で完成させます。

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トンネル内照明を再現したかったので、ジオコレの電飾キット(E)を使ってみました。
白色LEDタイプにクリアオレンジを塗って、道路トンネル特有のオレンジ色のナトリウム灯を再現。
配線は屋根部分に穴を開けて通しています。

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仮組み状態でライトを点灯。
中にカーコレクションのクルマを配置して、洞門の間からぼんやり見える感じに。

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洞門は全てコンクリ製に。
スチロール板の断面がむき出しになるところは工作用紙を貼って、あとは全面に500番のサーフェイサーを塗ってザラザラ感を付けます。

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タミヤ水性アクリルのミディアムグレイを筆塗りして、つや消しクリアを吹いたあとにウェザリングマスターのブルー系色を軽く付けました。
以前のレイアウト製作ではウェザリングを濃くしすぎて違和感があったので、今回の製作では全体的に控えめにしようと思っています。

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スペース上の関係で洞門内はクルマ1台分の幅しかありません…
どのみち真っ暗で見えないので割り切りました。
クルマはタイヤに両面テープを貼って固定していますが、そのうち剥がれそうなので接着剤で固着したほうが良かったかもしれません。

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定位置に取り付けて点灯させるとこんな感じになります。
以前製作した洞門は平坦でしたが、今回は地形の急峻さを出すためにかなり勾配を付けてみました。
前後の塗っていない部分は山肌に完全に隠れます。
あとは上部軌道の橋台を設置場所を作ったら地面を埋めていこうと思います。

つづく。。
 

どうも。。

石灰石鉱山レイアウトは地面を少しずつ成形中ですが、地表に一部分が埋設される構造物は地面を作る前に形にしておいたほうが後の地形作りが楽になります。
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駅とは反対側の谷になっている区画は特にそうで、本線は両側がトンネルで低いガーダー橋、上部軌道は片側坑口と大トラス橋、さらに奥には道路トンネルの洞門が設置されて、構造物が特に密集してるエリアです。
地面の斜度もかなり急なので配置にかなり苦労しています…

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レイアウト自体がセメント原料である石灰石の鉱山がテーマであるのと、戦後に発展したという設定なので坑口(トンネルポータル)は全てコンクリ製を再現して製作します。
現時点で本線坑口が4箇所、上部軌道坑口が2箇所で、道路坑口が2箇所あります。採掘場にも坑口がありますが素掘り坑口にするので今回は除外しました。

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以前の製作では工作用紙で製作しましたが、歪みやすかったので今回は0.5mmのプラ板から作ることに。
これは上部軌道の坑口で、一般的な坑口と違って下部の裾絞りがなく垂直になった断面にしました。

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内部は3cmまで再現してみます。
曲げ癖を付けたプラ板で天井部分を形成。

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3mm角棒で補強の骨格を組んで、両壁と天井部も製作。
壁の片側には真鍮線で配管を再現してみました。

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レイアウト上に仮置きするとこんな感じに。
鉄橋を渡った直後に坑口がある配置ですが、本固定時はもう少し余裕を取るかもしれません。
この鉄橋は以前「石灰石鉱山レイアウト製作:アーチ鉄橋を自作する(2)」で製作したものを使用しています。

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コンクリ面だけでは寂しいのでアクセントに上部へ登るハシゴを設置。
建設されてかなりの年月が経っているので部分的に欠落しています…

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本線トンネルも同じようにプラ板から切り出し。
まず工作用紙に断面を書き出して治具を製作し、それを使って坑口を開けていきます。
市販品のトンネルポータルよりも1まわり以上小さくして、できるだけスペースが間延びした感じをなくしてみることに。
上部には扁額を入れるスペースも開けておきました。

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コンクリ製坑口の上はGM製の石垣で擁壁を作って、変化を付けています。
石垣の中央部は3mmの凹型角棒を挟んで側溝を再現。

右の坑口に比較用として上部軌道坑口を。
こうして並べるとNナローは思った以上に小さいですね。

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谷側の本線トンネルも同じように製作。
こちらは線路に沿った形でコンクリ壁を設置。
プラ板をベースにして水抜き孔やコンクリ継ぎ目を再現してみました。

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一通り坑口を切り出し終えたら、全て内部壁を3cm分だけ取り付け。
プラ板では曲げ癖を付けにくかったので工作用紙に切り替えました。
プラ板と工作用紙の貼り付けには最初木工ボンドを使いましたが、プラ板には固着後に貼り付かずに剥がれてしまうのでゴム系接着剤に変更…
微調整が終わったら塗装に入ろうと思います。

つづく。
石灰石鉱山レイアウトを作る:トンネルポータルの自作(2)

どうも。。

前回「 Nナローのグランビー鉱車を自作してみる(1)」の続きです。

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前回製作で一気に10両分のボディを作ったので、これに細かいパーツ類を取り付けていきます。

改めてグランビー鉱車について簡単に説明を。。
グランビー鉱車は文字通り鉱山などで鉱石を運搬するためのトロッコの一種で、地上側に設置されたガイドレールに車体に付いている誘導車輪が乗り上げることでナベが傾き、鉱石を自動で降ろすことができる車両です。
現在でも一部の現役鉱山などで活躍していて、保存車両も比較的多く存在するので見れる機会は多いかと思います。

YouTubeに実車の動画がありましたので参考に載せておきます。
『まぼろしの鉱山鉄道 大分鉱業上部軌道』より。

1:10辺りからグランビー鉱車の荷下ろしが見れます。

Oナロー(1/48)では転倒機構付きのキットが製品化されていて、実車同様に動く鉱車は楽しそうでしたが、さすがにNスケールでこの転倒ギミックを再現するのは難しいと思ったので当初から再現は諦めていました…
ダミー化するにしても、ナベまわりの機構をどの程度まで作り込むかは検討する余地がありました。

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この2両は同じ鉱山内の別々の路線で使われていたグランビー鉱車で、両者とも762mm軌でほぼ同サイズですが、妻面にあるナベの転倒機構の造りにかなり違いがあります。
おそらく製造時期や工場などで差異があるのだと思いますが、今回自作で作るにはどちらを再現するかで悩みました。
上の車両は部材が大きいのでNサイズでも作りやすそうですが、下の車両は細密に見せることが出来そうです。
今回はとりあえず量産性を重視して前者のタイプを採用することに。。

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0.3mmのプラ板を画像のように5角形に切り出して、1mm幅にした同プラ板を貼り付け。

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車体側に1mm角棒を介して浮いたように見える配置で接着。

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ナベ下のシャーシはエバーグリーンのH型材でプラ板を挟んで製作。
台車に干渉しないように中央部を抜いて前後別パーツの状態で接着しました。

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この状態で台車に仮置き。
ナベ底に車輪が接触していたので少し嵩上げすることに。

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できるだけ車高を抑えたかったので0.3mmプラ板1枚を挟みました。

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今度は連結器の検討を。。
車体サイズが小さすぎて市販のNゲージやZゲージのカプラーでは収まらないので、これも自作で対処することに。
試しに0.5mm真鍮線を曲げた簡易ドローバーを製作してみました。
解放防止のために両端を内向きに曲げてあります。

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こんな感じでシャーシ部分に開けた穴に真鍮線を通して連結します。
真鍮線の長さを変えることで車両間隔の調整も簡単に出来ますが、やっぱり連結作業の手間が凄いのが難点ですね…

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今度は連結作業を簡単にするために片方を内向きに曲げないでおきました。
…が、これはこれで少しの衝撃で穴から抜けてしまいます。

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とりあえず人力での牽引走行はできましたが、構造上推進運転は不可能です。
磁石での連結など、他の方法も試してみたほうが良いかもしれません。

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車体は形になったのでサフを吹きました。
本塗装は次回に。。


つづく。
Nナローのグランビー鉱車を自作してみる(3) 完成しました 」
 

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