mattoの工作&探索記

適当に模型製作や探索をした記録です。

2016年06月

どうも。。

前回「 石灰石鉱山レイアウトを作る:採掘場の製作(1)」の続きです。

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下部の坑口にスロープを製作して、全体に溶きパテを塗りました。
坑口から山ブロックの中央部へ上がる道と、麓方面へ下っていく道を2本追加。
本来ならトラックが通行するはずなのでもっと道幅が必要ですが、さすがにスペースが無いので人道サイズに…

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岩肌の色合いを出したかったので、まずは暗色としてジャーマングレーで塗装。

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ジャーマングレーの上からドライブラシの要領でスカイグレイを載せていきます。
ミディアムグレーとブルー系色を混ぜた色でもやってみましたが思った以上に暗すぎたのでスカイグレイで塗り直しています。
奥まったところが影になるように出っ張った箇所に色を載せます。

前回試作したときと違ってプラスターが粗めで陰影が大きくなってしまうせいか、どうもイメージした色合いになりません…
プラスターに混ぜる水の配分と塗り方のせいだと思いますが、もっと試行錯誤してリベンジしたいです。

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つや消しクリアを全体に吹いたあとに、ウェザリングマスターのスノーで全体を石灰色に。
目立つ陰影も白化させてごまかすことに…

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結局、こんな感じになりました。。
まだ雑草などを植える作業が残っていますが、岩肌表現に関してはこれで完成とします。

便宜上「採掘場」と呼んでいますが、ここは石灰石鉱山の開鉱初期に採掘されたエリアで、現在は高品位鉱が枯渇したため採掘はさらに山奥にある鉱区へ移って休鉱区になっているという設定にしています。
上部軌道を走らせるには選鉱場と鉱山口駅に近すぎるのと、いつか山奥の鉱区を舞台にしたナローのみの石灰石鉱山レイアウトを作るときのための伏線に…

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離れて見るとそうでもないですが、近くで見るとどうしても塗り壁っぽさが拭えません…
実際の石灰石鉱山の採掘場も遠目に見る機会のほうが多いのでこれで良いかもしれないですが、次に作るときはもっと質感を上げたいですね。
レイアウト上の構造物は全てブロック構造にしていて山も取り外し式になっているので、いつか山ブロックだけを作り直したりしても良いかもしれません。

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つづく。  

どうも。。

石灰石鉱山レイアウト製作はおおまかな地形作りが終わったので、そろそろ建物や地面作りに移行していきます。

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地面作りの第一弾は採掘場から始めることに。
山肌が削られて出来た地形なので、まわりの地形を盛り付ける前に作っておいたほうが自然になるかと思います。。

実際の石灰石鉱山の採掘場の写真をいくつか参考に…

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現在の石灰石鉱山では多くがベンチカットと呼ばれる山肌を段々に削っていく方法で採掘しています。
今回の製作でもこのベンチカットを再現しようと思っていて、すでに土台のスタイロフォームを段状に成型しています。

この岩肌をどうやって再現するかで悩んで、サイトや書籍などでジオラマでの岩肌製作の技法を探してみました。
シワを付けたアルミホイルを下地にしたり、市販品の岩肌形状の型にプラスターを入れて複製する方法などがありましたが、今回のような段状に岩肌を作るには不向きでした。
一向に進まなそうなので手持ちの素材で簡単に出来る方法を探ってみます。

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スタイロフォームの切れ端でレイアウト上の採掘場と同間隔の段を製作して、表面を粗く凹凸を付けたあとにトミックスのシーナリープラスターを塗ってみました。
割り箸で縦筋を付けるように盛っていきます。

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プラスターが固着したら下地として溶きパテを塗ってみます。
左奥のは比較用にタミヤのテクスチャーペイントを塗ったものですが、これは塗料の粒子が大きくてプラスターの表面の凹凸が埋まってしまうのでボツでした。

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溶きパテの上にダークグレーを塗り、そのあとスカイグレイをドライブラシで載せていきます。
奥まったところを暗くして手前側を明るくして凹凸を目立たせてみました。
今回はテストなのでやっていませんが、さらにウォッシングやウェザリングマスターの汚しを入れるとさらに良くなるかもしれません。
この方法なら段の形状にも対応できて工程や費用もさほど掛からないので、これで作っていこうと思います。

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早速本体の作業に取り掛かります。
カッターで表面に粗く縦筋を入れて岩肌の形にしていきます。

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全体の成形が終わりました。
最上部はスペースの都合でプラ板製になっていて凹凸を付けられないので、プラスターの盛り具合で調節します。

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テストと同じようにトミックスのシーナリープラスターを使用。
説明書きにはボンド水溶液を適量加えると強度が上がると書かれていたので、少量入れてみました。

ちなみにこのシーナリープラスターですが、原材料が焼石膏・炭酸カルシウム・耐熱セメント・速硬セメントで、まさしく実際の石灰石鉱山から産出された製品です。。
石灰石鉱山の模型作りに「実物」を使用するというのはちょっと感慨深いものがありますw
日本製らしいですがどこの鉱山で採られたんでしょう…

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全体に塗り終わりました。
説明には3時間ほどで固着するとありましたが、念のため半日近く置きました。
半乾きのうちに余分なバリを取っておくと後々楽です。

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テストと同じように溶きパテを塗っていきます。
塗りムラが出来ても特に問題ないので筆塗りしましたが、細かい凹凸の奥などは塗りにくくて多少手間が掛かります。
ここまで来て下部の坑口周辺に通路を作ろうと思いつき、追加工事に…

つづく。
石灰石鉱山レイアウトを作る:採掘場の製作(2)

どうも。。

前回「Nナローのグランビー鉱車を自作してみる(2)」の続きです。

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車体は完成したのでこのまま塗装して完成させても良かったですが、やっぱりZゲージ台車をそのまま流用した足まわりが気になってきました。
ちょうど良いタイミングで良い製品を手に入れることが出来たので、そちらへの換装を試みることに。。

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ペアーハンズから発売されている6.5mmゲージ(車輪径2.7mm)です。
いままで付けていたZJゲージの車輪が4mm径なので、これを使うとかなり小径化することができます。

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グランビー鉱車は車輪の軸受けが台枠の内側にあるので、これを再現しようとするとピポット軸のように車輪の外から保持する方法では作れません。
保持方法をどうするか悩みましたが、とりあえず思いついた方法でやってみます。

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まずは車輪の外側にある軸端を削って平坦にしておきます。
そのあと車輪と車軸を外して、車輪間の長さにカットした3mmプラパイプを通して再び組み立てます。

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ZJゲージ台車では再現できなかった床下フレームも新たに製作して、プラパイプを床下シャーシに接着して軸受けにしました。
ピポット軸に比べて走行抵抗は大きそうですが、現状ではこの方法しか無さそうです…

連結器は以前の真鍮線をやめて、手持ちの市販品で一番形状が小さいシンキョーカプラーを使うことに。
カプラー受け部分をカットして真鍮線で車体と固定してあります。
ダミーのナベ転倒用誘導車輪はコトブキヤのプラユニット 丸ノズルから製作。

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改良版としてこんな感じになりました。
だいぶ車高も下がって実車に近い形状になったと思います。

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レイアウト上で手押し試運転。
プラ板製で極端に軽いのと車輪・連結器の抵抗が大きいので走行は苦しそうです…
何はともあれ形だけはグランビー鉱車に出来たので、このまま塗装まで仕上げようと思います。
確保した車輪数の都合で今回は4両のみ完成まで仕上げることに。

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車体はグランプリホワイトを基本色にしてグレー・セールカラー・フラットブラックを調合したものを吹きました。
連結器や車輪などはレッドブラウンで塗り分け。
車輪の踏面はマスキングゾルを塗ってマスキングしています。

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ウェザリングはMr.ウェザリングカラーのステインブラウンで錆色を付けたあとにタミヤのウェザリングマスターのスノーで石灰汚れっぽくしています。
一応現役車両ということで錆は付けないつもりでしたが、単色でメリハリが無さすぎたので結局色付けしました。
石灰汚れは全然目立ちませんね…

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つや消しクリアを吹いて完成です。。
こちらは転倒フタ側。

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誘導車輪の付いた反対側。
転倒ギミックは無いですが、レイアウトの転倒装置に合わせて車両の向きを揃えて走行させます。

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車体裏はこんな感じになっています。
軸受けのプラパイプが踏面よりも低い位置にあるので、ポイントや踏切は干渉して通過出来ません…

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Nゲージのタキ1900と比較。
無蓋車というのもあってかなり全高が低くなっています。

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早速レイアウト上へ。。
まだ上部軌道は線路と坑口以外作っていませんが、車両を置くと風景がイメージしやすくなります。

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石灰石を落とす転倒装置は本線鉱山口駅横の工場群の上部に設置されます。
ダミーの側線には機関庫などを作る予定です。

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ナベ内部の補強用角棒が目立つので、石灰石の積み荷を作って隠したほうが良さそうですね。

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グランビー鉱車が完成したら次は機関車も欲しい…ということで、非動力ですがELも製作してみます。。


EL製作に続く…? 

どうも。。

細かいパーツ類の製作を進めていたせいで書いていませんでしたが、地面まわりも少しずつ作業しています。
土台関係の記事ということで「石灰石鉱山レイアウトを作る:山の基礎作り」の一応続きです。

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車両や建造物などの製作も大切ですが、なんと言っても土台や地面を作らなくてはレイアウトが完成しません。
以前の旧石灰石鉱山レイアウト(こちら)の製作時は、地形と建物の配置がうまくかみ合わず失敗したので、今回はかなり慎重に検討しながら進めています。
旧レイアウトでは建物以外の製作物を全てボードに固定して作っていたせいで微調整や改修工事が難しい構造になってしまい、そのせいで一からやり直すことになりました。
今回はその反省を踏まえて出来る限りブロック構造にして、各パーツの取り外しを容易にすることで製作が進んだあとも改修などをし易くします。

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線路の固定は両面テープを使用。
強粘着性と剥がしやすさを両立したタイプの製品を使いました。
強度的にも接着剤で固着させるのとあまり変わらない感じです。

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ポイントは今までの使用経験から間違いなく今後故障で取り替える必要が出てくると思っているので、今回のブロック構造化が一番役に立ってくる部分かもしれません。
ポイント駆動ユニットにはテープを貼らないでおいて、さらに剥がし易くしておきます。

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線路のまわりの地面はレールの道床分を嵩上げして線路の高さとフラットに。
100均の3mmコルクシートと工作用紙をそれぞれのスペースのサイズに切り出して使います。
これも剥がすときのことを考えて両面テープ止めに。
剥がして地面を作り直すときのために地面形状を書き写して残しておきます。

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線路と地面の間はバラストで埋まるので多少の隙間が出来ても問題は無いかと思います。
バラストも固着性と剥がしやすさを両立した方法で敷設したいところです…

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山は何度かの修正を繰り返して現在の形状に落ち着きました。
左側は石灰石を段状にカットした採掘場で、右側は急斜面に建てられた小集落の廃村です。
その下には上部軌道が通っていて、山の内部にはいくつか坑道が抜けています。
採掘場と言うからには元々山だった場所が削られて出来ているはずなので、なんとか地形が採掘でえぐられたような形状にしたいですが、このサイズではなかなか大変です…

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山はこんな感じで大まかに分けて3つのブロックに分割できるように。
最下層は段ボール製で本線が通るので大きく空洞が開けてあり、中層は上部軌道と広い坑道のスペース、上層は採掘場と廃集落斜面です。
旧レイアウトでは山をボードに完全固定したおかげでレール掃除や脱線の復旧がやりづらかったので、今回は簡単に外せる構造にしました。

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レイアウトの中央部にある中腹部分も同じようにブロック化しています。
ここは上部軌道や選鉱場の設備群、トンネルや旧道と廃社宅など、かなりいろいろ詰め込まれます。

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以前「石灰石鉱山レイアウトを作る:洞門の製作」で作った洞門の照明ユニットの電池ボックスもこのブロック内に収めることに。
電池交換の際は上から電池ボックスを引き上げる構造で、電池ボックスの真上には神社を置いて隠す予定です。

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レイアウトのほぼ中央部を通る県道も地形製作と同時に製作。
舗装路は工作用紙を貼り付けた上にタミヤのテクスチャーペイントを塗って再現。
トンネルを抜けて洞門へ続くのが現道で、坑口の手前から左手に登っていく道は旧道です。
旧道は各鉱山設備と廃社宅に繋がっているほか、谷を跨ぐ橋が撤去されて今は行き止まりになっているという設定です。

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鉱山口駅の前にある選鉱場群も下地製作に取り掛かりました。
工作用紙を貼り付けたあとに溶きパテを塗ってグレー塗装してコンクリ壁を作ります。

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中腹ブロックを外した中は地面のスタイロフォームを開けてあって、配線類を収納しています。

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山と中腹の間はもう少し盛って地形をなだらかに繋ごうと思います。

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おおまかな地形が出来たら、そろそろ選鉱場の製作に取り掛かりたいところです…

つづく。

石灰石鉱山レイアウトを作る:コンクリ法面の製作
石灰石鉱山レイアウトを作る:地面の造成(2)
 

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