どうも。。

西武新宿線の南大塚駅から分岐していた安比奈線は1960年代に休止線扱いとなって以降、線路等の設備が撤去されずに今日まで残されてきました。
しかし2017年に正式に廃止手続きが行われ、2018年に撤去工事が行われるとの情報が発表されました。
今まで幾度となく探索していて、とても思い入れの深い路線だったので、撤去される前にもう一度見たくて再訪してきました。
探索日は2018年1月です。

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安比奈線が分岐している西武新宿線の南大塚駅に下車。
橋上駅舎上から。
本川越方面ホームの真横から安比奈線が分岐しています。

左手の建物に隣接するように架線柱が建っている場所が安比奈線の線路で、それと繋がらない位置に踏切の線路があります。
これはかつて安比奈線上に西武新宿線の車両基地を建設する計画があった時に整備された線路の一部ですが、結局これも使われずに終わりそうです。
以前は本川越方面ホームの真横に安比奈線方面へ向かう線路が残っていて保線車両の留置線として使われていましたが、現在は撤去されていました。
バラストは敷かれたままで線路があった面影が残っています。


未成踏切から安比奈線を望む。
建物の陰に隠れ気味で目立ちませんが、踏切の直後から線路と架線柱がしっかり現像していました。


建物に隣接する区間をパスして少し進むと、道路と並行するようになります。
真新しい住宅と草生した廃線の対比が不思議な景色です…


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国道16号の踏切跡。
アスファルトで固められていますが、線路自体は撤去されていないように見えます。


踏切の遮断機は無くなっていましたが、機器箱は残っていました。


踏切跡を越えた先は再び線路が続いています。
休止線だった名残?で架線柱に転倒防止のワイヤーが張られているように、ある程度の維持はされていました。

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線路は生活道路化していて踏み固められています。

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一直線に伸びる安比奈線の線路。


住宅が近いので線路敷が家庭菜園に利用された痕跡があったりします。
一部レールが曲がってしまっている場所も…

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小さめの踏切も線路はそのまま残っています。

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関東平野を一直線に進む廃線。
真冬の澄んだ空気の向こうに見える山々が美しいです。


さっきの踏切の直後にあった小さなガーダー橋。
橋自体は小さいですが下を流れる水路まで3~4mほど高さがあるので渡るのはやや勇気がいるかも…




安比奈線の名物風景の一つだった、水路を渡る2連ガーダー橋。
先ほどの小型ガーダーと違って立派な規模ですが、橋の下は屈まないと通れないくらい低い橋です。
架線柱の転倒防止のためか、新し目のワイヤーが架線と橋近くの地面に繋がれています。



つづく。