どうも。。

前回「Nナローの鉱車編成を自作してみる(1)」の続きです。

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グランビー鉱車と人車はひとまず形になったので、今度は機関車を作っていきます。

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機関車はかつて関東の某石灰石鉱山で活躍し、廃止後は鉱山近くの小学校の敷地で長らく静態保存されていたB軸ELをモチーフに製作します。
1/150スケールで再現するには、あまりにも低い全高や櫓状のパンタ台など難易度がかなり高そうです…
今回は人車に動力ユニットを入れる前提で、機関車は非動力車として製作するのでモーターと車体サイズ
の兼ね合いは考えずに済みますが、パンタ台は非常に細くて角棒でも製作が大変かもしれません。

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メモ書き程度に作図してサイズ検討したあとにプラ板から車体パーツを切り出し。
キャブの扉は窓なしの外吊りタイプに。
軸受けは当初エッチングパーツを使って精密化する予定でしたが、精度がグダグダなプラ板切り出しボディとのあまりにも合わなかったので、結局これもプラ片でお茶を濁しています…

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屋根は人車と同じくGMエコノミーキットの残骸から屋根板を切り出して使用。
画像には写っていませんが、このあとキャブ内部に補強用&窓ガラス固定用に角棒を追加しています。
グランビー鉱車にナベ部分の軸表現のリベットパーツやナベ転倒タイヤを追加したあと、編成すべて一気に塗装作業に入りました。

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グランビー鉱車の車体色はMrカラーの321番を基本色にして、ガイアカラーのニュートラルグレー4とMrカラーの73番を1割ずつ程度混ぜて調色。
少し青みが掛かったベージュ気味のグレーを目指して色を作ってみました。
台車は塗料が載りにくいプラかもしれないので、念のため先にガイアカラーのマルチプライマーを吹いておきました。

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JAM直前に大急ぎで製作したため写真を全然撮っていなくて、いきなり完成画像になります。。
ライトはWAVEのプラパーツで、連結器受けは凹型棒材から製作。

ボディはMrカラーのエアクラフトグレーで塗装。
キャブ側の連結器はダミーにしました。

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パンタはTOMIXの253系の物を赤く塗装して搭載。
パンタ台座は棒材sw櫓状に組んで再現したかったですが、JAM当日に間に合わなそうだったので結局プラ板を逆凹字型に組んで代用することに…

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こちら側は台車に付いているアーノルドカプラーを無加工で装備していて、機関車の後ろに連結される動力車と推進運転したときの安定性確保と、鉱車との連結作業が楽に出来るようにしています。
Zショーティーの台車は集電板が入っているのでやろうと思えばヘッドライト点灯化も出来そうですが、今回は製作時間的に省略しました…
もったいないのでいつか点灯化はチャレンジしたいですね。

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人車は当初はモデルにした一円電車の人車のような目立つカラーリングにしようかと思っていましたが、塗り分けが大変そうなのと石灰石鉱山の風景に馴染む色合いにしたほうが良さそうということで、いろいろ試し吹きしながら調色してツートンカラーに。
屋根も無難に暗めのグレーにしました。

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人車ボディはただ単に動力ユニットに被せるだけの構造で、動力の交換やメンテに備えて固定は一切しないでおきました。

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グランビー鉱車は5両が竣工しました。
出来ればナベ内部に載せる鉱石パーツを作りたかったですが、これも時間的に叶わず…
ウェザリングが濃い気がするので今度もう少し石灰汚れ気味に修正したいです。

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機関車や動力入り人車と連結する鉱車だけ片側をアーノルド装備にしましたが、Zショーティーのカプラーはバネにプラ板が使われていて、マスキング無しで塗って固着してしまうと復活させるのが大変です…
カプラーポケットの蓋も溶着固定されている方式のため交換作業が実質出来ないので、ここは今後製作するときの注意ポイントでした。

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以前公開した「Nナローのグランビー鉱車を自作してみる(3) 完成しました」で製作したグランビー鉱車と比較。
実車通りの台枠内軸受けで車輪がむき出しになっていた従来車に対して、今回製作した車両はZショーティー新幹線タイプの台車がそのまま付いています。
車輪も台車に隠れて見えなくなっていますが、新幹線タイプの台車はボディと干渉しないように簡素な造形で薄く作られていて、なおかつモールドが軸受けとダンパのみなので、実物の鉱車とは違いますがこれはこれで産業用車両的な飾り気の無さが出ている気がします…

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これでJAM当日に走らせる編成が一応形になりました。。
もっと手を加えたい箇所は沢山ありますが、それはもう次回製作に回しましょう。

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JAM直前に新発売になったZショーティーシリーズのコンテナ貨車。
貨車なのでそのままでもNナロー鉱山鉄道に合いそうですが、せっかくなので塗装してみることに。

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グランビー鉱車と同色で吹いてみました。
鉱山内での資材運搬用の長物車という設定で存在しても違和感なさそうです。
先ほどの鉱車と同じく、塗装のせいでカプラーの首振りが鈍くなってしまって走行はおあずけに…

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…ということで、なんとかJAM当日に鉱山鉄道編成を走らせることが出来ました。

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Twitterにアップした走行動画も改めて載せておきます。


Zショーティーの動力ユニットの低速でもスムーズに走る性能と転がり性能の良いトレーラー車のおかげで、急曲線で鉱車5両+トレーラー機関車を牽引しながらJAM開催期間の3日間ノートラブルで走り続けてくれました。
見に来て頂いた方からも、Nゲージに比べて非常に小さなNナローの鉱山鉄道が走行する姿はとても印象的で楽しいと言って頂けたので、ディテールを多少妥協してでも走らせることを目標にして完成させて良かったと思います。

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肝心のレイアウトがまだ完成していないので、引き続き製作を進めていきます。。

つづく。