どうも。。

ふと思い立って、だいぶ前に購入したまま未開封だった鉄コレの東武ED5060を走行化整備してみることに。

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鉄コレではかなり久々の電機ネタで、三岐鉄道のED459と同時発売でした。
石灰石鉱山レイアウトにぴったりな機関車なので各2両と動力2セットを確保しました。

動力化するついでに、カプラーをナックル化して既存の貨車を牽けるようにしようと思いましたが、構造が独特で市販品のストレート組みでは上手くいかないので少し改造することに。


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ナックルカプラーをボディマウント化する構造に悩みましたが、短い車体で床下スペースが狭いのと手手持ちのカプラー系パーツが少なかったので結局一部自作に。
ナックル本体車体側にある出っ張りをカットし、U字形に曲げた1mm真鍮線に通します。
真鍮線はナックルの上部が0.8〜1mm程出る長さに。


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そのあと1mmプラ板に1mm径で2箇所穴を開けて、瞬間接着剤で真鍮線とプラ板を固定。
これでシンプルなボディマウントのナックルカプラーとして使えるようになりました。
振れ角度も通常の完成品機関車と同じくらい確保出来ます。


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ED5060は前面デッキ下のダミーカプラー受けとスノープラウが一体化していて、正規のアーノルドカプラーの取り付けも出来ない構造です。
この一体化パーツを外すことでカプラーが取り付け可能になりますが、スノープラウは外したくないので改造することに。。

元々付いていたダミーカプラーを外し、中央から両サイドを1mmずつカットしてカプラーのスペースを開けました。
4本あるスノープラウの脚の真ん中2本をカットすることになりますが、外側2本がかなり大きめに作られているので強度も問題なさそうです。
スノープラウの成形色が目立つので、ゼブラ部分をマスキングして台車レリーフ・床下機器と一緒にグレーで塗装しました。


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デッキ裏にゴム系接着剤で固定。
サイズを最小に抑えたおかげで動力台車にも干渉せずに収まっています。


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線路上で高さ調整。
KATOカプラーを付けたKATOのタキ1000用台車(トキ25000)と誤差なく連結できています。
このトキは簡単に安中貨物風にしようとしてタキ用台車を履かせてますが、元に戻せばED5060に合いそうです。


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手すり類を装着して、パンタはKATO AssyのEF63用を塗装したものを使用。
ひとまず走れる状態まで整備出来ました。


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旧河合のホキ5700(KATO製台車に換装)と連結。
東武の貨物列車は廃止直前に見ていますが、ホキ2200や石油タキなどの末期に活躍していた貨車はまだ持っていないので欲しくなってきますね…
この前葛生に探索に行きましたが(こちら)、あのヤードに出入りしていた貨物列車がどのような編成だったのかがわからずにいます。


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完成直後にホビーセンターカトーに行く機会があったので、車両を持って行って体験運転コーナーで走らせてみました。
使用時間が30分しかないので単行にしましたが、なかなか良い感じだと思います。
動力車だけは鉱山レイアウトの通電維持のための錆取り列車として走らせていたので、少し駆動音が大きくなった気がしますが、かえって吊り掛け音のように聴こえて似合ってる気がします…
ライトを点灯化改造したくなりますね。


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すっかりウチの主力車両になった、のと鉄道NT200形も走らせてみました。
作り込まれた情景の中だとラッピングが一層引き立つような感じがしますね。
やっぱり海沿いの風景がよく似合います(海側と山側が逆になってますが)。

さすがにメーカー本家本元なだけあって、レイアウトのクオリティも高くて参考になりました。
地形や建物のバランス加減が凄く良く出来ていて、レイアウト製作中の自分には色々刺激になります。。
フレキ製の大半径カントカーブなどは見てても走らせても面白いです。