どうも。。

石灰石鉱山は建物製作と並行して地面作りもやってます。
乾燥して冬枯れた景色を再現したいと思っていますが、ただパウダーやライケンを付けるだけでは作れない気がしていました。

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現時点でのホッパー付近。
前回「石灰石鉱山レイアウト製作:選鉱場を作る(2)」の上部軌道のある麓です。
駅構内から引き込み線で分岐した先なので、草に覆われた感じにするつもりでいます。
既にホッパーが置かれる石垣部分の前後は木粉粘土とタミヤのテクスチャーペイント(土 ダークアース)で整地していますが、さらに枯れた雑草類を生やしたいと思っています。


雑草が立った状態を再現するには、地面にピンバイスで穴あけしてフィールドグラスを接着していく方法などがありますが、凄く手間が掛かって広い範囲に満遍なく仕上げるには厳しそうでした。
ネットで色々調べていたら、KATOから「芝生の達人」という、静電気によって繊維状の草を立たせて接着するツールが発売されているのを見つけました。
ドイツの鉄道模型メーカーのノッホ社製の物ですが、さらに調べていくと同じ機能の器具を安く自作する方法を実践している方の記事を多く見かけて、低コストで出来そうなので自分もそれを真似してみることに。。

製作にあたっては以下の動画などを参考にしました。

DIY Static Grass Applicator for under $10


他にも「芝生の達人 自作」などで検索すると実践されてる方の記事が色々出てきます。

※電気製品に使用範囲外の改造を施して行うため、くれぐれも自己責任でお願いします。


まずは材料を調達。。

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元になるのは電気式の蚊取りラケットです。
いろんなメーカーから発売されていますが、海外モデラーの動画などを見ても構造はどの製品も変わらないみたいです。
動作チェックを済ませたら早速分解して改造に。


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ネジを外して分解し、ラケットの部分を取り外して配線をカット。


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金属製の茶漉しの取っ手部分をラケットに合うサイズにカット・曲げ加工して装着。
片方の線だけ茶漉しに接続して、もう一方は銅線を付け足して先に余った金属棒をハンダ付け。
持ち手の部分でネジ穴を挟むことで固定されるようにしています。
茶漉しは百均で売っている物を使いました。


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今回はウッドランド シーニックス製のスタティックグラスを使用。
繊維状の素材に着色した物で、冬の景色ということでベージュ系色を買ってみました。


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改造が済んだので試しに使ってみます。
伸ばしたほうの銅線をクリップなどで地面に固定。
電池をセットして茶漉しにスタティックグラスを適量入れます。
草を植えたい箇所にマットメディウムを均等に塗り、スイッチを押しながらスタティックグラスを撒いていきます。
茶漉しを振るっていくと立った状態でメディウムの上に載っていきます。


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数時間置いて乾燥させるとこんな感じに…
見よう見まねでやりましたが、なんとかスタティックグラスが潰れずに立体的に接着されました。
上から手で擦っても殆ど抜け落ちなくて、しっかり根元が固着されています。


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使ったスタティックグラスが短い物だったので4mm程度(1/150換算で膝上くらい?)の雑草表現に。
確かに立体的にはなりましたが、まだ何か足りない気がします…
スタティックグラスを撒く前にターフ等で下地色に変化を付けるか、この工程を数回繰り返して雑草を生え具合にばらつきを持たせたほうが良いのかもしれません。


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ちなみに同じような素材での比較として、麻ひもを解いて細かくカットしてやってみました。
長くカットするとうまく立たないみたいですね。
繊維自体がスタティックグラスよりも太いので、麻ひもは穴あけして植える工程のほうが向いてそうです。

地面表現はまだ試行錯誤しないといけないかもしれません…

つづく。