どうも。。

だいぶ間があいてしまいましたが、「石灰石鉱山レイアウト製作:山の土台を作る」 の続きです。

暇を見つけては少しずつ製作を進めていますが、まだ完全にプランが決まった訳ではないので色々検討しながら進めています。


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今現在はこんな感じになっています。。
山部分の造成にスタイロフォームを貼り付けたり、平地部分の地面製作と建物のモックアップでの配置検討をやってました。


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今回のレイアウトは題名の通り石灰石鉱山がメインなので、町並みの建物は少なくなりそうです。
スペースの都合と鉱山の工場群を大きく見せるための対比で、駅舎は自作によってかなり小型(右下の物です)に。
駅ホームは手前側の2線の間に島式ホームを置きますが、駅舎の配置に悩みました…
レイアウト中央ならスペースが開いていますが、機関庫や貨物側線を構内踏切で遮りたくなかったので、本線と延伸用の分岐線の間にある三角スペースに配置。
ここからポイントの間を構内踏切で渡ってホームへ繋げる予定です。
駅舎はスペースに合わせて変則的な形の平屋建てに。
平地の地面は線路との高さの差を減らすために5mm厚のスチレンボードを貼っています。


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平地になるレイアウト中央部分も平坦のままでは鉱山の山とのバランスが悪くなりそうなので、緩い曲線と勾配の掛かった道路を配置しました。
古い街道をイメージして、道路沿いには日本家屋の民家を並べます。
これもスペースの都合で自作になりますが、ジオコレの建物を切り接ぎで短縮して作っても良さそうですね。
道路の先はトンネルになっていて鉱山の山を抜けるような配置ですが、山の中は埋まっているので坑口のすぐ先でダミーに。
大型車が離合できないほどの狭くて古いトンネルという設定で、トンネル手前が離合スペースで若干広くしてあります。
線路のトンネルと並んでいるのが不自然な気がするので、樹木などで視覚的に分離したいです。


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貨物側線から伸びる機関庫ですが、とりあえずBトレインのデキに合わせて作ったところ意外にサイズが大きくなってしまって、手前から見たときに奥の街道が見えにくくなりそうです…
機関庫は諦めてスイッチャー用の小型庫にするか貨車の留置線にするかもしれません。


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レイアウトで一番目立つ存在になる鉱山の工場群ですが、実は全くモックアップも構想も固まってません…
検討用にGMの工場キットに入っている煙突を置いてみましたが、同じ高さの山と並んでしまって違和感があります。
ナローの上部軌道も建物内を通過する構造にするので、こちら側の斜面は工場設備で埋め尽くされる予定です。


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こんな感じで作りたいと思ってます(奥多摩にて)。
地形をかなり急峻にしたので建物の配置が難しそうですが、こうして実物をみると斜度はほとんど変わらないかもしれないですね。
これだけの建物を自作して、なおかつ配管やコンベアを繋いで入り組んだ配置を作るのは相当根性が要りそうです…


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最標高部分で駅部分から最も遠くなる山の部分もスタイロフォームで造成中です。
上部軌道が急カーブで山の中を抜け、右側に掛かる予定の鉄橋に繋がります。
その上の斜面は、全国の石灰石鉱山でよく見られるベンチカット工法で段状に削り取られた山肌を再現してみようと思っています。


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秩父鉄道の影森駅のような感じで、駅の背後にベンチカットの山がそびえ立っている景色を再現できればと…
スペースの都合で相当縮尺を縮めてデフォルメする必要がありそうです。
遠近法でデフォルメを少しでもカバーしようという狙いで、ベンチカットの山は一番背後の角に持ってきました。


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上部軌道の直線部分はメルクリンの道床無し線路を使っていますが、その一部分の線路下を開けて鉱車の鉱石落とし場を作ります。
この辺りも建物で隠れる予定ですが、工場と工場の間から鉱山鉄道が通過する姿がかすかに見えるような情景にしたいです。


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貨物側線の先にある2本の留置線は、山側に荷役設備をいろいろ配置します。
手前側には有蓋貨車の貨物ホームを作り、奥にはホッパーを。
どちらも使われなくなって廃墟になった状態にします。


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イメージは美濃赤坂駅から伸びる昼飯線の荷役線です。。
錆びた荷役設備と草生した線路を再現できればと…


今までに見てきた石灰石鉱山や専用線の景色から、印象に残った・模型で作ってみたいと思った景色を少しずつ組み合わせながら形にしていこうと思ってます。。
まだまだ全体像は決定していないので、撮り貯めた写真や資料を見ながら配置を進めていきます。
暖かくなってきたら再び現地へ探索に行って景色をインプットしたいですね。


つづく。