どうも。。

前回「ミニレイアウト用のフリーランス電車を作る(1)」の続きです。

thumb_IMG_1156_1024
前回の最後に書いた通り、レイアウトは鉱山だけでなく地方都市や臨港地帯なども作りたいと考えています。

thumb_IMG_0692_1024
流石にこのサイズだと元銀座線の単一車種では路線規模的に足りないと思うので、時系列や路線の変化を考えつつ車種を増やしてみることに。
過疎地である鉱山周辺はラッシュ時を除いて単行でも間に合う輸送量ですが、都市部(市内)と臨港の間などは通勤通学の需要が多いだろうということで、最大4両編成で運転される設定に。
両運転台の単行車両と片運転台の2両編成の2パターンを用意して1〜4両で運転する予定です。
車両基地の有効長や増解結運用の利便性を考えて中間車は導入せず、異形式併結を可能にして長編成対応にします。

急曲線で建築限界が狭く、16m級車両までしか入線できないという路線状況で、かつては12〜15m級の雑多な旧型車や元銀座線の譲渡車両を使用していましたが、近年は条件に合った譲渡車が手に入らなかった(改造コストと使用寿命を考えると新造したほうが安く済む)ということで、新造車体に譲渡機器を搭載した車両や完全新造のVVVF車などが主力に。

いろいろ条件を照らし合わせながら使うパーツを選んでいきます。

thumb_IMG_1362_1024
16m級の中型車なので車幅は一般的な車両よりも狭くして、なおかつワンマン運用の設定などを踏まえて貫通扉が付いた前面を探しました。
ちょうどNT200製作で余った鉄コレ19弾のボディがあったので、バラして前面を供出。
鉄コレのNDCシリーズは車幅が狭く、貫通扉も装備しているので条件にぴったり合っていました。
デザイン的にも当たり障りのない普遍的な顔つきなので、架空鉄道化するのにちょうど良いと思います。
個人的には19弾のNDCは東武8000系にそっくりに見えるので、イメージを変えるために左右ライトを全て埋めて貫通扉上のライトは方向幕のサイズに開口してみました。
これはこれで第三世代NDCと殆ど同じ構成ですが、こっちの方が塗装で雰囲気を変えることが容易になるはずです。

thumb_IMG_1395_1024
側面はGMの東急5050系を使用。
だいぶ前にGMストアのジャンクセールで購入したB級品ボディです。
近年のVVVFステンレス車の標準的なスタイルで、これも「最近の車両」を表す良い記号になると思います。
20m級4ドア車は、窓とドアを1枚ずつ切り詰めるとちょうど16m級にすることができるのも採用ポイントです。

thumb_IMG_1470_1024
IPAに漬けて塗装を剥離したあとに車体加工を。
NDCの前面に合わせて車幅を狭めるので、一体ボディをバラして側板のみ使います。

thumb_IMG_1378_1024
こんな感じでカットしています。
上が加工後で、下がカット直後です。
切り詰め箇所は出来るだけ切断箇所が目立たないように、ドア横の継ぎ目で接合するようにしました。

thumb_IMG_1374_1024
加工が済んだ各パーツを箱組み。
屋根板はGMの京急2100形(塗装済キットの物)を使用。
前面は両側のピラーを1mm後退させて少しだけ流線型にして、上部はプラ板とパテを盛って丸みを持たせたシルエットへ大幅に変更しました。
近年の通勤電車でよくある、上部に丸みを持たせてブラックフェイスにするデザインを模倣しました。
乗務員扉と前面を間に2mm近くスペースが空いてしまったのでプラ板で埋めています。
これも最近の鉄道車両で多く採用されているクラッシャブルゾーンになっているという設定に。。

thumb_IMG_1367_1024
側板は当初、だいぶ昔にフリーランスのモノレールを作ろうとしてバラした同ボディを再利用して使う作るでした。
モノレール車体用として画像のように窓とドアごとに分割していたので、一枚ずつ間隔を揃えて再接合していきましたが、この切り継ぎ位置だと僅かに入っているビード表現が戸袋部分で途切れた状態になってしまい、かと言って細いモールドなので再生することも難しい状態でした。

thumb_IMG_1442_1024
上の車体がそのボディで、下は先ほどの素の状態から窓とドアを1枚ずつ外しただけのボディです。
後者のほうがモールドを活かせて綺麗に出来て工程も少ないので、結局モノレール用の物は却下して全て素のボディから作ることに。

thumb_IMG_1431_1024
同時進行でもう2形式を製作。
左は先述の最新形式で、真ん中は最新形式と元銀座線(800形)の間に登場した形式として作っています。
前面は同じくNDC前面でですが、こちらはライト・方向幕加工以外はNDCのまま使用。
側面はGMの西武新2000系のエコノミーキットと余ったBトレの乗務員扉を接合していて、屋根はGMの阪急から。
基本的にGMストアなどで比較的安定して手に入る車種のパーツを採用して、今後増備するときのパーツ確保が容易にできるようにしました。

右の車種は鉄コレ6弾の松本電気鉄道モハ103をベースに、これまた切り継ぎ加工で16m級3ドア化改造を施しています。
800形が登場する前から活躍していた旧型車で、12m〜15m級の雑多な旧型車の置き換えが行われた後も16m級3ドア車だったことで輸送力確保で生き残り、ラッシュ時を中心に活躍しつつ現在は貴重な吊り掛け車両として動態保存車になっている…という設定です。

thumb_IMG_0792_1024
こんな感じでニコイチにして3ドア化しています。
車両ケースに付属する無塗装ボディの車体と通常の製品をIPA剥離した車体を混用したので、成型色が違っています。
車体の短縮化と窓配置の変更を同時にやったので、思った以上に苦労しました…

thumb_IMG_1462_1024
塗装は形式ごとに少しずつ変えることも考えましたが、統一感を出すために800形と同じ配色に。。



つづく。 
ミニレイアウト用のフリーランス電車を作る(3) 」