どうも。。

前回「ミニレイアウト用のフリーランス電車を作る(2)」の続きです。

車体加工が終わったのでまとめて塗装しました。

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塗装は元銀座線と同じく、ガイアカラーのインテリアカラーとMrカラーのMSシャアレッドの2色で。
日車標準車の車両は当線最後の吊り掛け車両で保存車的ポジションなので「登場時のリバイバルカラー」として別の塗装にすることも考えましたが、結局統一感を重視して同じ塗装に。
屋根はグレーのあとにウェザリンングして暗めにしています。

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NDC顔の車両も元銀座線と同じく両パンタ化。
クーラーは東武用を2基載せる予定でしたが、片方を無くしてしまったので暫定的にNDCクーラーを仮設…
パンタはGMのPT71Dをシルバーで塗装して装備。
アンテナ類は余りパーツを載せていますが、これも今後の増備に備えて数が確保しやすそうな物を選んでいます。

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床下は鉄コレの床板に鉄コレの元銀座線と同一の床下機器を装備。
今回は動力ユニットが足りないのでT車として竣工することに。
鉄コレの16M動力ユニットはしばらく生産されていないせいか全く在庫を見かけないので、車両増備の一番の悩みどころかもしれません…

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前面窓ガラスは裏側から黒く縁取り塗装。
この塗り分け部分にヘッド・テールライトが入ります(第三世代NDCと同じ配置です)。
種車にあったライトモールドもカットしています。
側面ガラスは塩ビシートを使用。日車標準車は種車が鉄コレなのでもともと付いていたガラスを取り付けています。

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こんな感じで完成しました。
このNDC顔の形式名は「1000形」に。
旧型車置き換え用の元銀座線2000形の「800形」が導入された数年後に、さらなる置き換えと郊外〜市街〜臨港区間の輸送力増加に対応するための増備として導入された車両という設定です。
既に元銀座線2000形は全車廃車済みで譲受できないため、車体のみを新造し各社から譲渡した機器類を搭載して落成した車両です。
台車は営団つながり&数多くの地方私鉄で使用されてるタイプということで元日比谷線3000系のFS510台車を使用。
走行機器は抵抗制御で、譲渡品のため近年では経年による機器の老朽化が進行していてVVVF化による更新工事が検討されています。
両開き3ドアで両運転台車と片運転台の2両編成の2パターンが存在し、当線の最大勢力で主力車両です。

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実際の運用では、単行から最大4両編成までの併結運用で使用されます。
異形式との併結も可能で、貫通幌で車両間の行き来が可能な構造です。
単線区間が多く、貨物列車も頻繁に走行していて行き違いでの待ち合わせ時間が多いので、全車両に車内保温のための半自動ドアボタンが設置されています。

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日車標準車体の車両は「600形」に。
雑多な旧型車ばかりだった頃に導入された日車標準車の自社発注車で、初の16m級3ドア車でした。
他の12〜15m級車両に比べて輸送力に優れていたため淘汰されずにラッシュ時や代走用として長く残り、現在は当線最後の吊り掛け駆動の車両として動態保存車になっている…という設定です。

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これも動力ユニットが確保できていないので、とりあえずT車にしています。
吊り掛けなのでKATOの旧国のAssy動力を載せても良いかもしれません。
できればもう1両製作して「登場時のリバイバルカラー」をやりたいですね。

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最新形式は次回に。。

つづく。
ミニレイアウト用のフリーランス電車を作る(4)