どうも。。

前回「 Nナローのグランビー鉱車を自作してみる(1)」の続きです。

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前回製作で一気に10両分のボディを作ったので、これに細かいパーツ類を取り付けていきます。

改めてグランビー鉱車について簡単に説明を。。
グランビー鉱車は文字通り鉱山などで鉱石を運搬するためのトロッコの一種で、地上側に設置されたガイドレールに車体に付いている誘導車輪が乗り上げることでナベが傾き、鉱石を自動で降ろすことができる車両です。
現在でも一部の現役鉱山などで活躍していて、保存車両も比較的多く存在するので見れる機会は多いかと思います。

YouTubeに実車の動画がありましたので参考に載せておきます。
『まぼろしの鉱山鉄道 大分鉱業上部軌道』より。

1:10辺りからグランビー鉱車の荷下ろしが見れます。

Oナロー(1/48)では転倒機構付きのキットが製品化されていて、実車同様に動く鉱車は楽しそうでしたが、さすがにNスケールでこの転倒ギミックを再現するのは難しいと思ったので当初から再現は諦めていました…
ダミー化するにしても、ナベまわりの機構をどの程度まで作り込むかは検討する余地がありました。

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この2両は同じ鉱山内の別々の路線で使われていたグランビー鉱車で、両者とも762mm軌でほぼ同サイズですが、妻面にあるナベの転倒機構の造りにかなり違いがあります。
おそらく製造時期や工場などで差異があるのだと思いますが、今回自作で作るにはどちらを再現するかで悩みました。
上の車両は部材が大きいのでNサイズでも作りやすそうですが、下の車両は細密に見せることが出来そうです。
今回はとりあえず量産性を重視して前者のタイプを採用することに。。

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0.3mmのプラ板を画像のように5角形に切り出して、1mm幅にした同プラ板を貼り付け。

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車体側に1mm角棒を介して浮いたように見える配置で接着。

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ナベ下のシャーシはエバーグリーンのH型材でプラ板を挟んで製作。
台車に干渉しないように中央部を抜いて前後別パーツの状態で接着しました。

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この状態で台車に仮置き。
ナベ底に車輪が接触していたので少し嵩上げすることに。

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できるだけ車高を抑えたかったので0.3mmプラ板1枚を挟みました。

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今度は連結器の検討を。。
車体サイズが小さすぎて市販のNゲージやZゲージのカプラーでは収まらないので、これも自作で対処することに。
試しに0.5mm真鍮線を曲げた簡易ドローバーを製作してみました。
解放防止のために両端を内向きに曲げてあります。

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こんな感じでシャーシ部分に開けた穴に真鍮線を通して連結します。
真鍮線の長さを変えることで車両間隔の調整も簡単に出来ますが、やっぱり連結作業の手間が凄いのが難点ですね…

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今度は連結作業を簡単にするために片方を内向きに曲げないでおきました。
…が、これはこれで少しの衝撃で穴から抜けてしまいます。

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とりあえず人力での牽引走行はできましたが、構造上推進運転は不可能です。
磁石での連結など、他の方法も試してみたほうが良いかもしれません。

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車体は形になったのでサフを吹きました。
本塗装は次回に。。


つづく。
Nナローのグランビー鉱車を自作してみる(3) 完成しました 」