【探索日 2020年3月】

どうも。。
国内で最後まで残っていた鉄道による石炭輸送が、今年の3月をもって廃止になりました。
鶴見線の扇町駅の先にある専用線からJR線で熊谷貨物ターミナルを経て、秩父鉄道の三ヶ尻(貨)駅へセメント工場の燃料用石炭を輸送していました。
武蔵野線や高崎線を走っているので、個人的には見ようと思えばいつでも見に行ける列車でしたが、それでも結局数度しか撮る機会も無く、急な廃止発表であっという間に過去の列車となってしまいました。

3月のダイヤ改正までは走るのではと思っていましたが、実際には2月下旬に最終列車が出てしまい、結局走る姿を最後に目にすることができず…
とても心残りなので、廃止直後の熊谷貨物ターミナルと三ヶ尻線を見に行ってみることに。。

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高崎線の車内から熊谷貨物ターミナルを撮影。
石炭輸送で活躍し続けたホキ10000がまだ留置されていました。

今回も輪行で自転車を持っていって、現地を自転車でまわることに。
最寄駅の籠原駅で下車して、そこから走っていきます。

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高崎線と秩父鉄道三ヶ尻線の分岐点。
周囲は田んぼに囲まれていて、高崎線の車窓から見ると田園地帯を分岐していく線路がとても印象的です。

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三ヶ尻線は1979年開業で、秩父鉄道の本線ほど設備面の古さを感じさせません。

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熊谷貨物ターミナルの真上を通る跨線橋に来ました。
検修庫はいつの間にか使われなくなり、線路は雑草に覆われています…
運用から退いたDE10が集まって留置されているのも物悲しいです。

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広々とした貨物ターミナルの構内。
左側のコンテナホームと右端の高崎線の本線との間がJRと秩父鉄道との受け渡し線で、いつもホキ10000の石炭編成が数編成止まっていました。
この日は最終列車が出てから1週間以上が経っていて、構内には1編成のみが残されていました。

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ホキ10000は無蓋ホッパ車としては大きめの車体で、車体の柱やデッキまわりのゴテゴテした感じがすごく好きな貨車です。
かつては三岐鉄道や北陸本線のデンカセメントでも活躍していましたが、自分が実車を見ることが出来たのは秩父のみでした。

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線路には積荷の石炭がこぼれていました。

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跨線橋からホキ10000のナベの内部を観察。
梁の上などにはどうしても石炭が落ちきれずに残ってしまうんですね。

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北関東の冬特有の空っ風と広い空が印象に残る場所でした。
熊谷貨物ターミナルを後にして、三ヶ尻線沿いを走っていきます。

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定期列車が走らなくなって1週間以上が経っていますが、まだレールは錆びていませんでした。

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踏切も列車本数に対して立派な設備が付いています。
廃止後にどうなっていくかが気がかりですね。

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ここでも積荷の石炭が少しこぼれています…
三ヶ尻駅構内からだとちょうど編成の後ろに来るくらいの位置なので、発車・停車の衝撃で車体底の開閉蓋から少し落ちるのかもしれません。

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巨大な煙突や工場設備が建ち並ぶ貨物駅へ向かって線路が伸びていく情景、とても良いシチュエーションでした。

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十字路の真上の斜めにガーダー橋が通っています。
ジオラマ化するときに直角方向にしがちですが、こういう斜め交差なんかも模型映えするかもしれません。

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三ヶ尻駅に到着しました。
線路脇はブロック塀が建っている場所が多くてなかなか見渡せる場所がありませんが、なんとかブロック塀の上から覗ける場所を見つけました…

つづく…
石炭輸送廃止直後のホキ10000と三ヶ尻線を見に行ってみる(後編)