どうも。。

前回「Zショーティーの急曲線で石灰石鉱山ミニレイアウトを作る(2)」の続きです。

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選鉱場の建物を塗装し、岩肌と山肌を塗ってバラストを撒いたところまで進みました。
引き続き細かい作業をやっていきます。

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選鉱場まわりが物足りなかったのでディテールを追加することに。
GMの洗浄機キットの階段を切り継ぎして、選鉱場への階段を作ります。

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こんな感じに組んでみました。
貯蔵塔の上部扉から線路階を経由して下の選鉱場の階まで降りられる階段になっています。
四隅には1mm角棒で柱を付けています。
現物合わせなので若干歪んでいしまいました…

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選鉱場内にはチップLEDの照明を入れてみました。
建物同士はネオジム磁石によって連結する構造になっていて着脱可能にしているので、隣の建物と接する際に銅板で電気的にも接続される構造にしています。

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接する面が少ない上下間の建物の接続部分ではコネクター接続にして外せるようにしました。
今回は千石電商で購入した1mm×2mmのピンコネクターを使用してみました。
かなり小型のコネクターなので他の車両工作でも応用出来そうです。

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坑内にもチップLEDを取り付けて照明にしています。
12Vそのままでは明るすぎるので、調光ユニットを入れて暗くしないといけません。

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スタイロフォームが剥き出しになっていた断面が不格好だったので、0.5mmプラ板を両面テープで貼りました。
プラ板同士の接する面はどうしても隙間が出来て目立つので、瞬着で固定しています。

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レイアウト断面をどういう色(柄)にするか悩みましたが、結局つや消し黒で塗ることに。
木目シートを貼ろうかとも思いましたが、レイアウト全体が茶色主体の色合いなので同化しすぎて映えなさそうでやめました。

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雑草表現にミニネイチャーを植えていきます。
今回のレイアウトは季節設定は真冬なので枯れた色の物を使用しています。
ミニネイチャーは製品自体の単価はそれなりに高く感じがちですが、点々と少しずつ植えて使うので1パックでかなり広範囲に使えて、植生のディテールも細かくてバリエーションも豊富なのでコストパフォーマンスはとても高いと思っています。

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真冬の枯れ草は実際には同じ色合いの草ばかりが生えていることが多いですが、模型では見栄え的に単調になってしまいそうなので変化を付けた植生にしてみました。
冬の植生再現はもっと試行錯誤の余地があります…

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樹木も冬の状態にするためにオランダフラワーを使用。
海外製品の物をタミヤの水性アクリル塗料で塗装しています。

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Nスケールになるように枝を切り出して使います。
細い枝がしっかり出ていない個体もあったりするので、購入したパックの中でちゃんと使えるのは60%くらいでした。

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ピンバイスで植える位置に穴を開けて、木工ボンドを根っこに付けて差して固定します。
塗装して塗料を吸っているからか製品状態よりも折れにくくなっている感じがしますが、それでもライケンやフォーリッジに比べると圧倒的に繊細なので取り扱いに注意が必要です。

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斜面全体にオランダフラワーを植え終わりました。
線路周りは車両を走らせて接触する枝をカットしておきます。

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上部軌道はELが走る電化路線なので架線柱を建てます。
市販のZゲージ用架線柱は本線用のしっかりした形状しか無かったので、鉱山鉄道にあった華奢な物を自作してみました。
本体は爪楊枝をベースにして、プラT字棒と真鍮線で梁を作りました。
トロリー線を支える碍子はKATOのラーメン架線柱から切り出して使用。

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塗装とウェザリングをしてこんな感じになりました。
今後の鉱山鉄道製作にも使えるように余分に作っています。

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地面に穴を開けて刺して固定。
もう少し柱が細くても良かった気がします。
建築限界ギリギリで作っているので架線柱を植えられる場所があまり無く、アクセント的に数本建っているだけになっています…

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改めて全体像を。
おおまかな作業は終わりましたが、もう少し細かいところをいじろうと思います。

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つづく。。