mattoの工作&探索記

適当に模型製作や探索をした記録です。

カテゴリ:石灰石鉱山レイアウト:新 > 地面・土台

どうも。。

前回「石灰石鉱山レイアウトを作る:コンクリ法面の製作」と「石灰石鉱山レイアウトを作る:地面の造成(1)」の続きです。

IMG_2832
選鉱場・工場設備群のモックアップ作りと同時に地面作りも本格化させていきます。

thumb_IMG_2932_1024
前回作ったコンクリ法面とコンクリ壁をレイアウトに取り付けます。
上の写真を撮ったあとにMr.ウェザリングカラーのグランドブラウンでウォッシングして、淡ブルーとホワイトのパステルでウェザリングして仕上げました。

thumb_IMG_2947_1024
園芸ネットから製作した碁盤状の法面はこんな感じに。
最下層にある本線と道路洞門のあいだの急斜面に設置しました。
一面を全てコンクリ法面にしてしまったので、ちょっと単調に見えるかもしれません…

thumb_IMG_2946_1024
プラ板から作ったコンクリ板の壁も所定の位置に。
まわりのスタイロフォームの上は粘土で地面作りしていくので、その分コンクリ壁は少し寸法に余裕を持たせてあります。

IMG_2847
写真の時系列が若干前後していて申し訳ないですが、一通り地上設備の配置や基礎製作が終わったので地面をある程度作っていこうと思います。
あまり手の込んだ工法は使わずに、安くて楽な方法で製作していくことに。。
土台であるスタイロフォームの上に薄く均等に木工ボンドを塗ったあと、100均の木粉粘土を2〜3mmの厚さに盛っていきます。
木粉粘土は軽量紙粘土と使い勝手はほぼ同じ&同コストで、色合いが地面色っぽくて仕上げ塗装が剥がれても白い紙粘土より違和感がなさそうなので、情景作りではこればかり使っています。

IMG_2851
粘土が乾燥して固まったらタミヤのテクスチャーペイントのダークアースを塗っていきます。
テクスチャーペイントは地面表現用の塗料で、荒い粒子が混ぜてあるのでこれ単体でも土に近い地面表現ができます。
Nゲージのスケールでは粒子が少し粗く感じるので、さらに上からパウダー類などで仕上げていきます。

thumb_IMG_2952_1024
谷側も一気に粘土で成形しました。
この一帯は特に地形作りに難儀していて、無理矢理な急斜面になった感が否めません…
コンクリ製構造物が密集しているので岩肌にすると灰色だらけになってしまうので、なんとか土地面で仕上げるつもりです。

thumb_IMG_2953_1024
上部軌道の坑口上部も同じように粘土で埋めて地面を作っていきます。
この坑口の上には採掘場や廃集落へ向かう道を作りますが、出来れば乗用車1台分の道幅を確保したかったですがスペースとのバランスを考えて歩道サイズに…

thumb_IMG_2954_1024
現状での全体図。
地面関係の製作では、基本的に高い場所から低い場所に向かって進めていくようにしました。
今後は廃社宅の周辺と平地の工場専用線区画、それに選鉱場・工場群の製作が大変そうです。。

IMG_2834
少し線路の追設工事を実施しました。
駅横の引き込み線を2線化して、化成品タンク車の荷役線と機留線に分割することに。
荷役線と留置線のどちらを作るか悩んだあげく、ミニポイントを短縮加工すれば2線収まりそうだったので改造。
石灰石鉱山レイアウトを作る:ミニポイントの短縮化」でやった方法でミニポイントを加工して、線路間隔を狭めて設置してあります。
化成品タンク車は仮置きとして黄タキを置いていますが、濃硫酸輸送を行っているという設定なのでのちのち濃硫酸タキも製作するつもりです。。


つづく。 
 

どうも。。

採掘場が形になったので他の地面もどんどん作っていこうと思います。

thumb_IMG_2602_1024
駅とは反対側にある谷部分は地形が急峻すぎるうえに本線・上部軌道の鉄橋・道路洞門が立体交差していて地形のバランス取りがかなりシビアになっています。
全て土の地面にしても良いですが、変化を付けるためにコンクリ製の法面も採用してみることに。
本線と道路洞門のあいだの急斜面は土砂崩れ防止の法面施工がされていたほうが現代的だと思うので、ここに取り付けます。

CIMG1491
製作するコンクリ製の法面は、画像のような山間部の道路に面した急斜面に施工されたものです。
碁盤状に補強が施されているタイプが一番目にする機会が多い気がします。

thumb_IMG_0843_1024
道路の直上にある箇所では落石防止ネットが取り付けられています。
土木関係の知識には疎いので見よう見真似になりますが、山間部の情景を作るなら是非再現したい景色だと思っていました。

まずは碁盤状に切り抜かれた素材を探すことに。
プラ板を一から切り抜いていく方法も考えましたが、さすがに面倒そうなので却下しました…

IMG_2838
ふらふら百均で買い物していたときにふと見つけました。。
園芸用の鉢底ネットで、軟質プラ製で5mm四方の碁盤状に切り抜かれた形状です。
Nゲージサイズで法面として使うには小さめですが、いろんな要素を凝縮気味にしたレイアウトなのでショーティモデルとして許容します。

IMG_2854
使うサイズに切り出したら、成型時のバリがたくさん付いているので取り除きました。
簡単に曲がるくらい柔らかめの素材なので切り出しも楽ですが、粘性があってバリ取りは意外と苦戦します…
裏側に工作用紙を貼り付けました。

IMG_2897
上辺に3mm木棒を貼り付けたら、全体にマルチプライマーを塗ったあとに溶きパテを塗ってコンクリの質感を再現。

IMG_2853
コンクリ塗装をするということで、上部軌道の坑口の両サイドに取り付ける壁も同時製作。
プラ板にカッターでコンクリの継ぎ目風に筋目を入れて、水抜き孔も開けてあります。

thumb_IMG_2932_1024
塗装はトンネルポータルの製作と同じくジャーマングレーを吹いたあとに明るめのグレーを乗せていく方法にしました。
このあとウェザリングを何度か施してレイアウトに設置します。



thumb_IMG_2924_1024


 つづく。
石灰石鉱山レイアウトを作る:地面の造成(2)
 

どうも。。

前回「 石灰石鉱山レイアウトを作る:採掘場の製作(1)」の続きです。

thumb_IMG_2649_1024
下部の坑口にスロープを製作して、全体に溶きパテを塗りました。
坑口から山ブロックの中央部へ上がる道と、麓方面へ下っていく道を2本追加。
本来ならトラックが通行するはずなのでもっと道幅が必要ですが、さすがにスペースが無いので人道サイズに…

thumb_IMG_2684_1024
岩肌の色合いを出したかったので、まずは暗色としてジャーマングレーで塗装。

thumb_IMG_2719_1024
ジャーマングレーの上からドライブラシの要領でスカイグレイを載せていきます。
ミディアムグレーとブルー系色を混ぜた色でもやってみましたが思った以上に暗すぎたのでスカイグレイで塗り直しています。
奥まったところが影になるように出っ張った箇所に色を載せます。

前回試作したときと違ってプラスターが粗めで陰影が大きくなってしまうせいか、どうもイメージした色合いになりません…
プラスターに混ぜる水の配分と塗り方のせいだと思いますが、もっと試行錯誤してリベンジしたいです。

thumb_IMG_2722_1024
つや消しクリアを全体に吹いたあとに、ウェザリングマスターのスノーで全体を石灰色に。
目立つ陰影も白化させてごまかすことに…

thumb_IMG_2732_1024
結局、こんな感じになりました。。
まだ雑草などを植える作業が残っていますが、岩肌表現に関してはこれで完成とします。

便宜上「採掘場」と呼んでいますが、ここは石灰石鉱山の開鉱初期に採掘されたエリアで、現在は高品位鉱が枯渇したため採掘はさらに山奥にある鉱区へ移って休鉱区になっているという設定にしています。
上部軌道を走らせるには選鉱場と鉱山口駅に近すぎるのと、いつか山奥の鉱区を舞台にしたナローのみの石灰石鉱山レイアウトを作るときのための伏線に…

thumb_IMG_2733_1024
離れて見るとそうでもないですが、近くで見るとどうしても塗り壁っぽさが拭えません…
実際の石灰石鉱山の採掘場も遠目に見る機会のほうが多いのでこれで良いかもしれないですが、次に作るときはもっと質感を上げたいですね。
レイアウト上の構造物は全てブロック構造にしていて山も取り外し式になっているので、いつか山ブロックだけを作り直したりしても良いかもしれません。

thumb_IMG_2728_1024

thumb_IMG_2727_1024

つづく。  

どうも。。

石灰石鉱山レイアウト製作はおおまかな地形作りが終わったので、そろそろ建物や地面作りに移行していきます。

thumb_IMG_2569_1024
地面作りの第一弾は採掘場から始めることに。
山肌が削られて出来た地形なので、まわりの地形を盛り付ける前に作っておいたほうが自然になるかと思います。。

実際の石灰石鉱山の採掘場の写真をいくつか参考に…

DSC03205

thumb_IMG_2317_1024

IMG_8923_1024
現在の石灰石鉱山では多くがベンチカットと呼ばれる山肌を段々に削っていく方法で採掘しています。
今回の製作でもこのベンチカットを再現しようと思っていて、すでに土台のスタイロフォームを段状に成型しています。

この岩肌をどうやって再現するかで悩んで、サイトや書籍などでジオラマでの岩肌製作の技法を探してみました。
シワを付けたアルミホイルを下地にしたり、市販品の岩肌形状の型にプラスターを入れて複製する方法などがありましたが、今回のような段状に岩肌を作るには不向きでした。
一向に進まなそうなので手持ちの素材で簡単に出来る方法を探ってみます。

thumb_IMG_2624_1024
スタイロフォームの切れ端でレイアウト上の採掘場と同間隔の段を製作して、表面を粗く凹凸を付けたあとにトミックスのシーナリープラスターを塗ってみました。
割り箸で縦筋を付けるように盛っていきます。

thumb_IMG_2625_1024
プラスターが固着したら下地として溶きパテを塗ってみます。
左奥のは比較用にタミヤのテクスチャーペイントを塗ったものですが、これは塗料の粒子が大きくてプラスターの表面の凹凸が埋まってしまうのでボツでした。

thumb_IMG_2627_1024
溶きパテの上にダークグレーを塗り、そのあとスカイグレイをドライブラシで載せていきます。
奥まったところを暗くして手前側を明るくして凹凸を目立たせてみました。
今回はテストなのでやっていませんが、さらにウォッシングやウェザリングマスターの汚しを入れるとさらに良くなるかもしれません。
この方法なら段の形状にも対応できて工程や費用もさほど掛からないので、これで作っていこうと思います。

thumb_IMG_2626_1024
早速本体の作業に取り掛かります。
カッターで表面に粗く縦筋を入れて岩肌の形にしていきます。

thumb_IMG_2630_1024
全体の成形が終わりました。
最上部はスペースの都合でプラ板製になっていて凹凸を付けられないので、プラスターの盛り具合で調節します。

thumb_IMG_2631_1024
テストと同じようにトミックスのシーナリープラスターを使用。
説明書きにはボンド水溶液を適量加えると強度が上がると書かれていたので、少量入れてみました。

ちなみにこのシーナリープラスターですが、原材料が焼石膏・炭酸カルシウム・耐熱セメント・速硬セメントで、まさしく実際の石灰石鉱山から産出された製品です。。
石灰石鉱山の模型作りに「実物」を使用するというのはちょっと感慨深いものがありますw
日本製らしいですがどこの鉱山で採られたんでしょう…

thumb_IMG_2632_1024
全体に塗り終わりました。
説明には3時間ほどで固着するとありましたが、念のため半日近く置きました。
半乾きのうちに余分なバリを取っておくと後々楽です。

thumb_IMG_2635_1024
テストと同じように溶きパテを塗っていきます。
塗りムラが出来ても特に問題ないので筆塗りしましたが、細かい凹凸の奥などは塗りにくくて多少手間が掛かります。
ここまで来て下部の坑口周辺に通路を作ろうと思いつき、追加工事に…

つづく。
石灰石鉱山レイアウトを作る:採掘場の製作(2)

どうも。。

細かいパーツ類の製作を進めていたせいで書いていませんでしたが、地面まわりも少しずつ作業しています。
土台関係の記事ということで「石灰石鉱山レイアウトを作る:山の基礎作り」の一応続きです。

thumb_IMG_2179_1024
車両や建造物などの製作も大切ですが、なんと言っても土台や地面を作らなくてはレイアウトが完成しません。
以前の旧石灰石鉱山レイアウト(こちら)の製作時は、地形と建物の配置がうまくかみ合わず失敗したので、今回はかなり慎重に検討しながら進めています。
旧レイアウトでは建物以外の製作物を全てボードに固定して作っていたせいで微調整や改修工事が難しい構造になってしまい、そのせいで一からやり直すことになりました。
今回はその反省を踏まえて出来る限りブロック構造にして、各パーツの取り外しを容易にすることで製作が進んだあとも改修などをし易くします。

thumb_IMG_2556_1024
線路の固定は両面テープを使用。
強粘着性と剥がしやすさを両立したタイプの製品を使いました。
強度的にも接着剤で固着させるのとあまり変わらない感じです。

thumb_IMG_2557_1024
ポイントは今までの使用経験から間違いなく今後故障で取り替える必要が出てくると思っているので、今回のブロック構造化が一番役に立ってくる部分かもしれません。
ポイント駆動ユニットにはテープを貼らないでおいて、さらに剥がし易くしておきます。

thumb_IMG_2204_1024
線路のまわりの地面はレールの道床分を嵩上げして線路の高さとフラットに。
100均の3mmコルクシートと工作用紙をそれぞれのスペースのサイズに切り出して使います。
これも剥がすときのことを考えて両面テープ止めに。
剥がして地面を作り直すときのために地面形状を書き写して残しておきます。

thumb_IMG_2241_1024
線路と地面の間はバラストで埋まるので多少の隙間が出来ても問題は無いかと思います。
バラストも固着性と剥がしやすさを両立した方法で敷設したいところです…

thumb_IMG_2348_1024
山は何度かの修正を繰り返して現在の形状に落ち着きました。
左側は石灰石を段状にカットした採掘場で、右側は急斜面に建てられた小集落の廃村です。
その下には上部軌道が通っていて、山の内部にはいくつか坑道が抜けています。
採掘場と言うからには元々山だった場所が削られて出来ているはずなので、なんとか地形が採掘でえぐられたような形状にしたいですが、このサイズではなかなか大変です…

thumb_IMG_2347_1024
山はこんな感じで大まかに分けて3つのブロックに分割できるように。
最下層は段ボール製で本線が通るので大きく空洞が開けてあり、中層は上部軌道と広い坑道のスペース、上層は採掘場と廃集落斜面です。
旧レイアウトでは山をボードに完全固定したおかげでレール掃除や脱線の復旧がやりづらかったので、今回は簡単に外せる構造にしました。

thumb_IMG_2563_1024
レイアウトの中央部にある中腹部分も同じようにブロック化しています。
ここは上部軌道や選鉱場の設備群、トンネルや旧道と廃社宅など、かなりいろいろ詰め込まれます。

thumb_IMG_2567_1024
以前「石灰石鉱山レイアウトを作る:洞門の製作」で作った洞門の照明ユニットの電池ボックスもこのブロック内に収めることに。
電池交換の際は上から電池ボックスを引き上げる構造で、電池ボックスの真上には神社を置いて隠す予定です。

thumb_IMG_2562_1024
レイアウトのほぼ中央部を通る県道も地形製作と同時に製作。
舗装路は工作用紙を貼り付けた上にタミヤのテクスチャーペイントを塗って再現。
トンネルを抜けて洞門へ続くのが現道で、坑口の手前から左手に登っていく道は旧道です。
旧道は各鉱山設備と廃社宅に繋がっているほか、谷を跨ぐ橋が撤去されて今は行き止まりになっているという設定です。

thumb_IMG_2568_1024
鉱山口駅の前にある選鉱場群も下地製作に取り掛かりました。
工作用紙を貼り付けたあとに溶きパテを塗ってグレー塗装してコンクリ壁を作ります。

thumb_IMG_2566_1024
中腹ブロックを外した中は地面のスタイロフォームを開けてあって、配線類を収納しています。

thumb_IMG_2569_1024
山と中腹の間はもう少し盛って地形をなだらかに繋ごうと思います。

thumb_IMG_2570_1024
おおまかな地形が出来たら、そろそろ選鉱場の製作に取り掛かりたいところです…

つづく。

石灰石鉱山レイアウトを作る:コンクリ法面の製作
石灰石鉱山レイアウトを作る:地面の造成(2)
 

↑このページのトップヘ