mattoの工作&探索記

適当に模型製作や探索をした記録です。

カテゴリ: その他の工作

どうも。。

2015年に公開された映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード(原題:Mad Max: Fury Road)」を去年劇場で観て以来、作品の完成度の高さや狂気あふれる世界観と劇中に登場するあまりにも個性的な改造車にとても感銘を受けました。
公式サイトより、登場マシン紹介「MAD MAX: FURY ROAD - Vehicle Showcase Site 」※音量注意です

この強烈に独創的すぎる改造車達の模型がすごく欲しくなりましたが、残念ながら製品化は今のところ主役のインターセプターくらいしかありません…
…なら、例によって自作するしかない!ということで、手持ちのジャンクパーツなどで作れないかいろいろ考えてみることに。。
どうせなら劇中で特に印象的な大量の改造車によるカーチェイスのシーンをやりたかったので、スケールは小さめで…となると、種車の入手のしやすさなどを考えると1/144〜1/150スケールが妥当でした。
ということで、手持ちの1/144のミリタリー物やNゲージのトラックや自動車を改造して製作してみることに。
1台目はやはり主役マシンからにしようと思い、女戦士フュリオサの駆る「ウォーリグ」を製作していきます( 画像は上記サイトより)。
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"実車"のベース車は軍用トレーラーらしいのですが、今回はシャーシの形状が近くて手元にたくさんあったトミーテックのトレーラーコレクションのトレーラーを種車に。
コンテナ貨車に載せるコンテナ目当てに買って余ったトレーラーを活用します。

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トレーラーのヘッドはどの車種も4輪なので、ウォーリグと同じ車輪数にするために駆動輪を別の車体から切り出して接合し6輪化。
後部は4輪と6輪の2種類があったのでウォーリグと同じ6輪タイプを使います。
ヘッドの運転席部分や細かいパーツ類は接着無しでハマっているので、簡単に取り外すことができました。

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タンク部分はどうやって作ろうかいろいろ試行錯誤しました…
市販のプラ円パイプ材なども試しましたが、思った通りのサイズがありませんでした。
たまたま同時製作していたNゲージのタンク車のタンク本体が余り、試しにトレーラーに載せてみたら良いバランスだったので、これを素体にすることに。
KATOのタキ3000のタンクで、輪切りにして長さを調整して、中央から切断して5mmのフラット部分を追加します。

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ヘッド部分はシャーシ以外ベースになりそうな物が無かったので、基本的にプラ板から自作になりました。
フロントグリルは縦型にスリットの入った素材を探しましたが、エッチングパーツでもなかなかありませんでした…
結局グリーンマックスの跨線橋キットの屋根を切り出して、外周をプラ板で囲いフロントグリルに。
後部座席の乗用車のボディが使われている部分は、実物と同じ車種の製品が無いので、トレーラーと同じくトミーテックのカーコレクションで発売されているスバル360のボディで代用。
IPAに漬けて塗装剥離したあとに車体中央から切断し、中央部分をプラ板とパテで拡幅しています。
簡易的ですがプラ角材で後部座席も再現してあります。

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ヘッドのプロポーションの調整は結構気を遣いました。
当初は完成後にフィギュアを乗せるためにキャブを着脱式にしたかったですが、微妙な傾斜具合をキープできなさそうだったので、なくなく固定式に…

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フロントでいちばん目立つスカートとそれを支えるアーム部分も苦労しました。
これも1/144スケールのミリタリー物やNゲージの製品などから使えそうな素材を探しましたが、思った通りの形の物を見つけられなかったので自作に。
スカートはプラ板で組み立ててパテで曲面を成形し、アームはプラ板を切り出して真鍮線でシリンダーを再現しています。

運転席の窓ガラスはバスコレのジャンク車体から取り出した物で、塗装で窓枠を再現するために既にマスキングしてあります。

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後部タンクは真ん中から切断して5mm幅でフラット部分を増設。
0.5mm幅のプラストライプを等間隔に接着しています。

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後部寄りに付いている波状の板は0.1〜0.3mmプラ板で再現。
タンク自体とプラ板の組み合わせはタミヤセメントでは固着しにくかったので、全て瞬着で硬く固定してあります。
タンク上に載っている乗用車ボディは、これもカーコレクションのスバル360を改造して搭載。

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全体のバランスを見ながら進めていきます。。

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ヘッド部分の細かいパーツ類を取り付け。
この作品に欠かせない存在であるボンネットから飛び出た"V8"は、0.8mm真鍮線と1/144スケールのミリタリー物の小物類を切り出して製作。
エキゾーストは1.3mm真鍮線ベースにして、直線部に1.5mmスプリングを組み合わせています。
両サイドの吸気口?はプラ角材から切り出し。
他にも後部座席下の隙間をプラ板などでディテールを作って埋めたりしています。

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とりあえずヘッドは形になったので塗装してみました。
フラットブラックにライトグレーを少し混ぜて吹きましたが、ちょっとイメージとは違った色合いになってしまいました…
劇中の雰囲気ではもっと緑掛かった黒色のイメージだったので調合し直して再塗装します。

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後部はタンク下部のトゲトゲをプラ板や真鍮線で再現し、前側の監視スペース?もスバル360の切り出しボディとプラ板で製作。
シャーシの側面にはNゲージ貨車に付属しているハンドルパーツを取り付けました。

これでボディ全ての加工が終わったので本塗装に。

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今度はフラットブラックにダークグリーン・ニュートラルグレー・フラットベースを少量ずつ調合。
さっきのブラックよりもだいぶ良くなったと思います。

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ブラックが吹き終わったらウェザリング工程に。
クレオスのMr.ウェザリングカラーのステインブラウンとグランドブラウンで色付け。
その上からサンディウォッシュで砂汚れ風に。

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V8とエキゾーストはシルバーで塗り分けしたあとに、同じようにウェザリングしています。

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劇中ではひたすら砂漠を走り続けて砂汚れにまみれていたのが印象的だったので、ブラウンを下地にしたあとに砂色をメインで汚しています。

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タイヤも同じように塗装とウェザリンング。
駆動輪には独特なギザギザ状のカバーが装着されていますが、これもどうやって再現するかで悩みました。
最終的にプラパーツのバーニアノズルのいちばん小さい物を切り詰めて、ギザギザに切り込みを入れてタイヤに接着して再現しました。

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つや消しクリアを吹いたあとに、さらにベージュ系色のパステル粉で砂汚れを付けて、やっと完成です。。

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『ウォー・リグ (THE WAR RIG)  イモータン・ジョーの追手から逃げるため、フュリオサがワイヴスらを匿い運転。チェコ製Tatra T815軍用車両改造タンカートレーラー、車体にシボレー・フリートラインを使用、別名”ウォー・タンク”。ニトロブースター付き水冷V8エンジン2基搭載、2000馬力6輪駆動、上下可動のカウキャッチャーとワイヤーウィンチを装備している。』Wikipedia - マッドマックス 怒りのデス・ロード より。


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劇中後半の3両目トレーラーが無くなった状態をモデルにしています。

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ウォーリグ以外にも、キャデラックを2段重ねにして異様に巨大なタイヤを履いた「ギガホース」や、ギターとドラムを大量のスピーカーで掻き鳴らす「ドゥーフワゴン」など、あまりにも印象的すぎて凄く欲しいマシンは他にもありますが、ウォーリグと同じく作るのは大変そうです…

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元になったベース車と比較。1/144〜1/150スケール相当ですが、これでもかなり大きいです。
まさかこんな形でNゲージサイズのクルマを製作することになるとは思わなかったですが、ほとんどフルスクラッチと言って良い工作で、鉱山レイアウトや車両工作に応用出来そうな工法も増えたと思います。

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カーコレクションのジャンク車体を使ってインターセプターもどきを作ってみようとしてみたり…

どうも。。
10月4日に開催された第11回軽便鉄道模型祭に行ってきました。
レイアウト作りの材料探しのつもりでしたが、展示されていたレイアウトとジオラマがとても素晴らしかったので、自分のレイアウト作りの参考も兼ねてアップしてみます。
既にネット上で多くの記事が出ていると思うので、個人的に目に留まった物を写真メインでアップしていきます。。

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以前は目黒で開催されていましたが、今回からは人形町に移っていました。
目黒で開催されたときも行っていますが、会場が広くなったぶんボリュームが増した感じがしました。


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基隆炭礦がモチーフのレイアウト。雨でぬかるんだ地面の表現や周辺の炭鉱設備や自然の作り込みが素敵でした。


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こちらは6.5mm軌の小さめのレイアウト。
急斜面の狭いスペースにバランス良く配置されたトタン壁の荷下ろし場の風景は、自分が作ろうとしている石灰石鉱山レイアウトの上部軌道に近いので凄く参考になります。。
淡い色合いの地面表現も良いです。

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レイアウト中央をアクリル板?で区切られていて、それぞれ別の風景が楽しめるようになっていました。


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以前TMSで拝見したことのある、グランビー鉱車が行き違うレイアウトも展示されていました。
そういえば、ナロー界隈では実車の活躍数・現存数の割にグランビー鉱車を作られている方をあまり見かけない気がしますね。


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今回見たレイアウトの中でも特に印象に残った、下津井電鉄がモチーフのレイアウト。
サイズはそこまで大きくありませんが、街並みがボード以上に大きく感じるような配置のバランスと、建物や情景ひとつひとつの作り込みの精密さに感銘を受けました。

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道路の側溝とコンクリ蓋や、店先に並ぶビールケースまで精密に再現されていて圧倒されます…

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同じ方のもう一つのレイアウト。
左奥にある瀬戸大橋は遠近法を利用するために小さく作ってあるんですね。
水田に反射する車輌の室内灯が綺麗でした。


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展示されているどのレイアウトも情景のクオリティが高くて良い刺激になりました。
自分のレイアウトもこのくらい作れるようにしたいですね。。

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