mattoの工作&探索記

適当に模型製作や探索をした記録です。

カテゴリ: 実車ネタ

どうも。。

前回「速星駅の専用線と南富山駅…【2017GW】」の続きです。
富山大橋を渡ったあと、そのまま自転車で走って高岡駅前まで戻ることに。
ついでにあいの風とやま線(旧北陸本線)沿いを走っていき、ちょっと気になる"物件"に寄ってみます。

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富山大橋をまっすぐ進んだあと、しばらくしてあいの風とやま線方面へ向かい小杉駅を過ぎた辺りの踏切に出ました。
この次の越中大門駅に、前から気になっていた建物があるので、日没寸前ですが急いで向かいます。
急がなくてはいけませんが水田に映る夕日がとても綺麗で立ち止まりたくなります…

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越中大門駅手前に着くと出現する大型建築。
デンカセメントのサイロです。
かつては鉄道でのセメント輸送が行われていましたが、2008年に廃止されています。
まわりは田んぼや住宅街なので、大きなセメントサイロがとても目立つ存在です。

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専用線は北陸本線に沿って敷設されていました。
線路は撤去されていますが、路盤や荷役施設は現存しています。

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専用線沿いは入れませんが、線路の反対側の道路からなんとかサイロを見ることができます。
サイロと荷役施設に書かれた大きなロゴが特徴的ですね。

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越中大門駅に到着。
駅周辺も古い建物が多く、良い雰囲気なのですが日没のためこれ以上撮影できず…
あまり長居せずに、走って高岡の宿に戻りました。
改めてゆっくり見に来たいですね。

越中大門駅といえば、セメント専用線の他にも貨物関係の気になる施設があります。
駅ホームの向かいにある日本電工の敷地内に建っている、木造の貨物上屋です。

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今回は乗車しないので駅構外から撮影。
ホームのような土台の上に建っている大きな木造建築があります。
こちら側はリフォーム?されて真新しい外壁になっていますが、実はかつては今とは違う姿でした。

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2010年に訪問した時に撮影した、同じ建物です。
旅客ホーム横に側線が数本あり、草むした貨物ホームと貨物上屋が残るトワイライトゾ〜ンな光景でした。。
貨物ホームの線路は撤去されていて、残った貨物側線もこの時すでにセメント輸送が終了していたため錆びついています。
現在はこの側線も撤去されてしまったようです。

初めて北陸本線を鈍行で乗りに来たときに、特急列車の追い越し待ちで越中大門駅に停車した際にこの貨物上屋が目に入って、鉄道模型のジオラマでしか見たことの無いような木造の大きな貨物上屋がとても印象に残りました。。
この写真はその約1年後に再訪して撮影したものです。
その後北陸に何度も訪問していた割に越中大門駅を撮る機会が無く、いつかきちんと撮ろうと思っていた矢先の年末ごろ、この上屋を解体しているとの情報をTwitterで知りとても落胆していました…
しかし、今回こうして改めて見てみると、完全な解体ではなく線路側の屋根の解体と側壁の改修作業だったようで、建物自体はご覧の通り現存していますね。
それでも、今では珍しくなった貨物上屋のある風景が失われてしまったのは寂しいですね…

せっかくなので、2010年時の越中大門駅の写真をいくつか載せておきます。。

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富山方面ホームから見た、側線と貨物上屋。
最盛期にはデンカセメント・日本電工の他にも専用線があったようです。

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ホームの向かいの工場施設群。
錆止め塗装と錆と鉄粉汚れ?が混ざったような独特な色合いの情景。
静かなホームに無機質な機械音が響いていました。

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跨線橋からの眺め。
茶色の工場施設が建ち並んでいて、その最前に貨物上屋がありました。

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まだ食パン電車こと419系も現役で、特急列車もひっきりなしに走っていた時期でした。
このときもっと撮っておけば…と後悔してしまいます。
同じ後悔を積み重ねないように、もっと今あるモノを見たり乗ったりしたいですね。



つづく。

どうも。。

前回「城端線二塚駅の専用線跡を探索してみた【2017GW】」の続きです。

二塚駅を離れて、今度は高山本線の速星駅へ行ってみることに。

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二塚駅から速星駅までは最短距離でも10km強ありますが、自転車だと気楽に散策しながら走れる距離です。
天気も良くて走りやすかったです。
GWはまだ立山連峰に雪が残っていて、進行方向の先に見える山々を見ながら走れるのは最高でした。。

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いろいろ寄り道しながらも速星駅に到着。


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速星駅は有人駅で特急も停車する、乗降客もそれなりに多い駅です。
2面3線の旅客ホームの他に、隣接する日産化学工業の専用線が分岐していて、今でも貨物列車の設定があります。
駅舎の前には9600形蒸気機関車の動輪が展示されています。

駅構内の富山寄りから専用線が見れます。
屋根のある荷役線?に気になる謎の貨車が…

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左からアップで。
錆止め塗装?でTR41を履いたフラットカー。
手すりや荷台上の造りからして元化成品タンク車でしょうか。

これはコキ50000のようですが、車番や表記類が白く塗りつぶれています。

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3両目も床下機器や手すりの形状からして元化成品タンク車に見えますね。
何やらゴム管のような物が荷台に乗せられています…

どれも廃車になって車籍が無くなった車両だと思いますが、どんな用途で残されているのか気になりますね。

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工場内の側線にももう1両止まっていました。
最初に見た車両と同形状みたいですね…

ロゴ付きの蒸留塔やトタン張りの巨大工場が印象的です。
工場内へ専用線が伸びていますが、跨線橋から望遠で見ないとわからないですね。
短時間しか滞在しなかったので入れ換え作業やスイッチャーも見れず。


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高山本線のガーダー橋が架け替え工事をしていて、仮線になっていました。

富山市内を走り抜けて、今度は富山地鉄の南富山駅へ来てみました。
富山地鉄 不二越・上滝線の珍しい折り畳み式の遮断棒。
鉄道路線の踏切ですが、道路信号付きなのでクルマは一時停止なしで渡ることが出来ます。

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南富山駅は不二越・上滝線と軌道線の連絡駅で、軌道線の末端駅です。
軌道線の駅舎は富山地鉄の研修センターが併設されていて、屋上には研修用?の踏切が。。
本数が多いので軌道線車両を一通り見れました。

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駅舎の先には軌道線の車両基地があります。

そのあと軌道線に沿って走りつつ、高岡まで走って戻ることに。
富山大橋から見える立山連峰。
5月ですがまだ雪景色が残っていて、壮観な風景でした。。

つづく。

どうも。。

今年のGWは半年振りに北陸へ行ってきました。
4泊5日の滞在でかなり色々見れたので、少しずつですが書いていこうと思います。。

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今回ももちろん自転車を輪行で持っていくので北陸新幹線で。
取った宿が高岡だったので、今回初めて新高岡で下車しました。

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翌日は早速高岡駅から自転車で走っていきます。
いつの間にか高岡色が居なくなって首都圏色ばかりになりましたね…

いくつもある行きたい場所の候補のうち、どこへ行こうか悩みました。
なかでも高岡駅から一番近い城端線二塚駅にある、中越パルプ専用線の跡がどうなっているか、まずは見に行ってみることに。

高岡駅を自転車で出発し、城端線沿いに進みます。
新高岡駅を越えて次駅の二塚駅へ。。

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自転車だと高岡駅からでも10分程度で二塚駅に着いてしまいます。

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二塚駅駅舎。
昼間は無人化しているようです。

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2面3線の旅客ホームと貨物側線2本の、非電化路線としては中規模な駅です。
駅構内の城端寄りから中越パルプの専用線が分岐していて、かつては日に数本の貨物列車が発着していましたが、2015年9月をもって無くなってしまいました。

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跨線橋から城端方面を望む。
左手へ分岐していく線路が中越パルプの専用線です。
田園地帯を進む非電化路線と、そこから伸びる草むした専用線が凄く良い画になりますね…

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発着は無くなりましたが、貨物側線は今のところそのまま残っていました。

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城端寄りの踏切から。
工場の煙突へ向かって専用線が綺麗にカーブを描いています。
現役時代にもっと見たかったですね…

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専用線沿いに進んでいきます。
踏切部分は線路側に柵が設置されていますが、それ以外はほぼ現存しているようです。

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廃止から1年半ほどしか経っていないからか、まだ線路もしっかりしていて列車が来てもおかしくない雰囲気が。

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生活道路と平行して専用線が通り抜けていく風景…
こんな線路が2015年まで現役だったのがすごいですね。

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道路を廃止踏切で越えてカーブを過ぎると、中越パルプの敷地内へ…

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小さなガーダー橋と踏切の先は工場敷地です。
よく見ると敷地内の線路に車止めが設置されていますが、専用線そのものが使われなくなった現状でどういう意図で設置されたんでしょう…

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ガーダー橋の下は水路で、かなりの水量が流れていました。
とてもジオラマ的な情景です…

このあと、城端方面へ走っていって散居村の風景を見るか、これまた専用線のある高山本線の速星駅まで行ってみるかの二択に。。
結局この日は専用線めぐりにしようということで、速星駅方面へ…

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城端の散居村ほど特徴的ではありませんが、高岡市内でも田んぼの中に家が点々と建つ散居村的な景色が部分的に見ることができます。
ちょうど田んぼに水が入って田植え前のところがいくつもあって、湖の中に浮かぶ家のような風景でした。。

つづく。

どうも。。

前回「片上鉄道の廃線跡を探索してみた(1)」の続きです。
 
天瀬駅を出ると若干の上り勾配に。

集落を出ると急斜面沿いに入って、トンネルが連続する区間に。
手前にあるのが第1天神山隧道で、その奥が第2天神山隧道です。
どちらも全長50mもない短いトンネルです。
サイクリングロード化されているのでトンネル内も照明が点いていて廃隧道感はありません。。

国道とクロスして吉井川沿いに路盤が移ったところで、線路を遮るようにコンクリ製の構造物が…
大掛かりな陸閘門が設置されていました。

門の可動部分は鋼製で、現役時代の形をほぼ保っているようです。

門の閉鎖部分だけ線路が残されていました。
鉄道が通る陸閘門はなかなか珍しいですね。

備前矢田駅付近にて。
雲はかかってますが雨は完全に止んだので、強行して良かったですね。。

ここも出発信号機が撤去されずに残されていました。
現役時代の貴重な痕跡ですね。

線路脇の廃屋。

ここはとある界隈では有名なスポットですね。。


苦木駅跡。
ここもホームと待合室が残されていて、サイクリングロードの休憩所になっていました。
現役時代の写真が飾ってありますが末期は交換設備は撤去されていたようですね。


駅前の古い民家。
まわりを山々に囲まれた小さな集落のなかの駅です。


吉井川橋梁は撤去されて橋脚の土台のみ残っています。
サイクリングロードも川は国道の橋へ迂回するルートになっています。

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美作飯岡駅跡。
2面2線で交換可能な駅でしたが、片側のホームと駅舎は撤去されていました。
緩やかにカーブを描く路盤はそのまま残っているのと、駅前?の商店の建物が現存しています。
商店は復路でじっくり見てみることに。。

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和気駅から20km弱、2時間ほどで目的地の吉ヶ原駅に到着しました。。

つづく。

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どうも。。

久々にちょっと遠出に行ってきました。
今回は岡山方面に足を伸ばして、下津井電鉄の静態保存車と片上鉄道の動態保存を見に。。
土日の2日間での強行スケジュールです…

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東京から新幹線でまっすぐ岡山まで行ってしまうもの物足りない気がしたので、あえて新大阪からは鈍行で。
写真を撮り損ねましたが、姫路駅付近から見えたモノレール駅跡のマンションが解体作業真っ只中なのを見て、もっと早く訪問しておけばと後悔したり…
相生〜岡山辺りの低山がボコボコと立つローカルな景色がすごく好きです。
途中の車窓風景で特に印象に残ったのが三石駅で、両側を山に挟まれた谷沿いにある小さな町にある駅で、駅周辺に古びた煙突の建つ工場が多く見られたのがとても気になりました。
次回来るときが下車してみたいと思います。。

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下津井の廃線跡と静態保存車を見るべく、岡山から瀬戸大橋線へ。

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下津井電鉄との連絡駅だった児島駅に来ました。

下津井電鉄は児島〜下津井間の約21kmを走っていた軌間762mmの軽便鉄道で、1991年に全線廃止になった路線です。
現在でも線路敷きが遊歩道になっていたり静態保存車が各所で保存されていて、かつての痕跡をたどることができます。 
1972年までは15km岡山寄りの茶屋町駅まで走っていましたが、先立って廃止になっています。

JRの児島駅と下電の児島駅は若干離れていて、あらかじめ下調べしたはずが早速見失いました…(写真も下電とは反対側の出口ですね…
もう既に夕方近かったので、遊歩道のトレースは後回しにして先に下津井へ向かってしまうことに。
輪行してきた自転車を展開して、とりあえず海沿いを進んでみます。

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途中で見つけた良い雰囲気の木造建築。
自分が大好きな能登半島でよく見られる黒い板張りの壁は、岡山でもかなり見ることができました。
屋根瓦も黒色が多かったですが、北陸の建築様式とどう繋がりがあるのか気になりますね。

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三角屋根と2階の格子窓がとても印象的です。
すぐ後ろが漁港になので漁業関係の建物でしょうか?

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岸沿いの長屋?と放し飼いのわんちゃん達。
とても長閑な場所です。。

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坂を登って半島部分の対岸へ出たら、目の前に瀬戸大橋が。。

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ちょうど夕日が瀬戸大橋に掛かる瞬間でした。
橋の向こうに見えるしまなみの風景にとても癒されます。。

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岡山に到着したのが遅めだったので探索時間が短くて気を落としていましたが、逆に遅く着いて良かったかもしれません。。

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坂を下りて下津井の漁港に到着。
のどかな漁港と巨大な橋が共存するギャップが面白い風景です。
しばらく進んだところに今回の目的である下津井駅が。

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終着駅だった下津井駅の跡地に到着。
現在も現役時代に活躍した車両達が静態保存されており、保存会の方が維持活動をされています。

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駅の線路は廃止後に一旦は撤去されたようですが、近年になって再敷設されました。

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駅名標も建っています。
ホームから車両が見える贅沢なシチュエーションです。。

休日だったこともあり保存会の方が作業されていたので、ご好意に甘えて間近で見学させていただきました!貴重な機会ありがとうございます。。

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廃線直前に導入された新造車のメリーベル号と、落書き電車だったモハ1001。

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バケットが特徴的なクハ5。
綺麗に塗り直されてシートが被せてあり状態は良いです。

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元井笠鉄道のホジ3。
塗り直し途中なのか、児島寄りの前面まわりだけオリジナルの塗装になってます。

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反対側。
どちらのカラーリングも良いですね。
猫屋線の第二弾発売が楽しみになってきます。

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形態の違う連結器。
そういえば762mm軌の車両は連結器のバリエーションが何気に多いですね。

児島方面から下津井駅跡を望む。
駅跡や静態保存車のある敷地はかなり広いので、今後の展開にも期待してしまいますね。


下津井に着いたのが遅かったのと静態保存車をじっくり見過ぎて、線路跡の遊歩道を辿って戻りましたが真っ暗に…
それでも線路以外の架線柱や線路際の柵などがそのまま残されているのが確認できたり、沿線に古い建物が建て込んでいる良い雰囲気の場所が確認できました。
ここは明るい時間帯に再訪必須ですね…
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この日は一泊して、次の日は片上鉄道の廃線跡へ。。

つづく。

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