mattoの工作&探索記

適当に模型製作や探索をした記録です。

カテゴリ: 廃スポット探索

どうも。。

前回「撤去直前の安比奈線を探索する(1)」の続きです。
終点方面へひたすら進んでいきます。

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写真には写っていませんがガーダー橋の下には幅1.8mくらいの用水路が流れていて、渡ることが出来ません…
ここは仕方なく迂回。

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住宅地と田畑が点在する中を一直線に抜ける安比奈線。
ここも長年の放置によってレールが歪んでしまっています。

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台車一個分よりも短いガーダー橋。
現役線では意外と目がいかないストラクチャー類も、ここでは発見しやすいです。

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踏切のほとんどが柵で塞いでありますが、路面部分の線路もまだ残されていました。
線路脇の樹木が成長して路盤を侵食しています…

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森へ入る直前の開けた区間。
線路はひたすら一直線ですが、まわりの風景は絶えず変化していくのが面白いです。

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踏切を越えると、安比奈線の風景の中でも特に有名な森の中の区間へ…

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周囲を囲む木々と枯葉に埋もれた線路が良い雰囲気です。。
改めて見ると案外常緑樹が多めですね。

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しばらく雑木林が続きますが、一部道路で線路が寸断された場所があります。

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振り返って撮影。
風で冬枯れた木々の枝が擦れる音しか聞こえてこない、とても静かな場所でした。

つづく。。

どうも。。

西武新宿線の南大塚駅から分岐していた安比奈線は1960年代に休止線扱いとなって以降、線路等の設備が撤去されずに今日まで残されてきました。
しかし2017年に正式に廃止手続きが行われ、2018年に撤去工事が行われるとの情報が発表されました。
今まで幾度となく探索していて、とても思い入れの深い路線だったので、撤去される前にもう一度見たくて再訪してきました。
探索日は2018年1月です。

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安比奈線が分岐している西武新宿線の南大塚駅に下車。
橋上駅舎上から。
本川越方面ホームの真横から安比奈線が分岐しています。

左手の建物に隣接するように架線柱が建っている場所が安比奈線の線路で、それと繋がらない位置に踏切の線路があります。
これはかつて安比奈線上に西武新宿線の車両基地を建設する計画があった時に整備された線路の一部ですが、結局これも使われずに終わりそうです。
以前は本川越方面ホームの真横に安比奈線方面へ向かう線路が残っていて保線車両の留置線として使われていましたが、現在は撤去されていました。
バラストは敷かれたままで線路があった面影が残っています。


未成踏切から安比奈線を望む。
建物の陰に隠れ気味で目立ちませんが、踏切の直後から線路と架線柱がしっかり現像していました。


建物に隣接する区間をパスして少し進むと、道路と並行するようになります。
真新しい住宅と草生した廃線の対比が不思議な景色です…


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国道16号の踏切跡。
アスファルトで固められていますが、線路自体は撤去されていないように見えます。


踏切の遮断機は無くなっていましたが、機器箱は残っていました。


踏切跡を越えた先は再び線路が続いています。
休止線だった名残?で架線柱に転倒防止のワイヤーが張られているように、ある程度の維持はされていました。

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線路は生活道路化していて踏み固められています。

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一直線に伸びる安比奈線の線路。


住宅が近いので線路敷が家庭菜園に利用された痕跡があったりします。
一部レールが曲がってしまっている場所も…

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小さめの踏切も線路はそのまま残っています。

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関東平野を一直線に進む廃線。
真冬の澄んだ空気の向こうに見える山々が美しいです。


さっきの踏切の直後にあった小さなガーダー橋。
橋自体は小さいですが下を流れる水路まで3~4mほど高さがあるので渡るのはやや勇気がいるかも…




安比奈線の名物風景の一つだった、水路を渡る2連ガーダー橋。
先ほどの小型ガーダーと違って立派な規模ですが、橋の下は屈まないと通れないくらい低い橋です。
架線柱の転倒防止のためか、新し目のワイヤーが架線と橋近くの地面に繋がれています。



つづく。

どうも。。

前回「安中貨物を見に小名浜の専用線へ…」の続きです。

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せっかくなので、東邦亜鉛専用線から小名浜駅まで辿ってみます。

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2013年4月撮影のほぼ同じ場所。
この時はまだ腕木式信号機が現役でした。

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現在の旧宮下駅。
この先にある小名浜駅が宮下駅寄りの内陸側へ移転したため、統廃合も兼ねて廃駅になってしまいました。
構内のポイントは撤去されて、配線がスルー化されています。

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同じく2013年4月撮影の宮下駅構内。
この頃はまだ留置線が数本あり、安中貨物もここが発着駅・常備駅になっていました。
ちょうどタキ1200に運用が置き換わった頃で、タキ15600がまとめて留置されていましたが、結局これが最後に見たタキ15600になってしまいました。

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廃駅となって構内の配線などもかなり簡略化されてしまいましたが、駅舎は今も現存していました。
貨物駅とはいえ、駅名板も掲げてある本格的な駅舎です。

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旧宮下駅構内には撤去された腕木式信号機や車止めの他に、静態保存?のロッド付き機関車の車輪が…

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小名浜駅まで単線並列となった線路。
真新しい軌道ですが、相変わらず木製枕木が使われています。

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内陸側へ移転して新しくなった小名浜駅。
コンテナホーム1面2線に留置線数本の終着駅ですが、真新しい駅に発着するコンテナ列車もなかなか良いです。

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かつて小名浜駅があった敷地にはイオンモールが建設中でした。
留置線に佇むタンク車を見に初めて小名浜を訪れた以来、来るたびに景色が変化していくのが嬉しくも寂しくもあります。

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2012年の夏にほぼ同じ場所(アクアマリンふくしま入口前)から撮った写真。
旧小名浜駅から港側へ本線からスイッチバックする方向で専用線が伸びていましたが、ご覧のように既に廃線となっていました。

専用線は岸壁と道路の間を一直線に進んでいき、このような景色に…

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約8線の大きなヤードに広がり、港に沿って建ち並ぶセメントサイロへと向かっていました。
サイロは4社分が並んでいるので、そのぶん最盛期は往来する貨物列車の数も多かったのだろうと思います。
夕暮れに照らされる広い廃ヤードとセメントサイロがすごく印象的でした。

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ヤード横で納車して1ヶ月も経っていない自転車(ORiBIKE)と撮影。

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5年が経過した、2017年夏の写真。
自転車は特に大きな変化もなく5年間走り続けています。
専用線はというと、既に線路は全て撤去され、舗装されて駐車場になっていました。

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ちなみに2013年春に訪問したときにはヤードの線路は撤去されていました。
前年に見たのが最初で最後の機会になってしまいました…

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再び2017年夏現在に。
何か痕跡は残っていないかと探してみたら、サイロへの入口付近の踏切跡に線路が残されていました。。
Googleマップで確認すると、立ち入り禁止の埠頭敷地内に桟橋方向へ分岐していく踏切線路も残っているのが確認できます。

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かつて見た廃ヤードと同じくらい広大な埠頭沿いの道路。
以前の訪問時は道路の右手にも化学工場がありましたが、それもまた姿を消していました。

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埠頭の道路から内陸側へ向かう道に入ると、ここにもまた専用線の痕跡が残っています。
レールは撤去されていますが路盤や枕木は現存していて、分岐していたと思われる貨車門も。

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さらに進むと踏切部分に線路が。。
このまま右カーブしながら旧宮下駅構内へと繋がっていました。

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帰りがけに見た、夕暮れの留置線。
来るたびに変化している小名浜のなかで、ここは意外と変わり映えしていないかもしれません。


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おわり。

どうも。。

前回「速星駅の専用線と南富山駅…【2017GW】」の続きです。
富山大橋を渡ったあと、そのまま自転車で走って高岡駅前まで戻ることに。
ついでにあいの風とやま線(旧北陸本線)沿いを走っていき、ちょっと気になる"物件"に寄ってみます。

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富山大橋をまっすぐ進んだあと、しばらくしてあいの風とやま線方面へ向かい小杉駅を過ぎた辺りの踏切に出ました。
この次の越中大門駅に、前から気になっていた建物があるので、日没寸前ですが急いで向かいます。
急がなくてはいけませんが水田に映る夕日がとても綺麗で立ち止まりたくなります…

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越中大門駅手前に着くと出現する大型建築。
デンカセメントのサイロです。
かつては鉄道でのセメント輸送が行われていましたが、2008年に廃止されています。
まわりは田んぼや住宅街なので、大きなセメントサイロがとても目立つ存在です。

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専用線は北陸本線に沿って敷設されていました。
線路は撤去されていますが、路盤や荷役施設は現存しています。

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専用線沿いは入れませんが、線路の反対側の道路からなんとかサイロを見ることができます。
サイロと荷役施設に書かれた大きなロゴが特徴的ですね。

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越中大門駅に到着。
駅周辺も古い建物が多く、良い雰囲気なのですが日没のためこれ以上撮影できず…
あまり長居せずに、走って高岡の宿に戻りました。
改めてゆっくり見に来たいですね。

越中大門駅といえば、セメント専用線の他にも貨物関係の気になる施設があります。
駅ホームの向かいにある日本電工の敷地内に建っている、木造の貨物上屋です。

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今回は乗車しないので駅構外から撮影。
ホームのような土台の上に建っている大きな木造建築があります。
こちら側はリフォーム?されて真新しい外壁になっていますが、実はかつては今とは違う姿でした。

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2010年に訪問した時に撮影した、同じ建物です。
旅客ホーム横に側線が数本あり、草むした貨物ホームと貨物上屋が残るトワイライトゾ〜ンな光景でした。。
貨物ホームの線路は撤去されていて、残った貨物側線もこの時すでにセメント輸送が終了していたため錆びついています。
現在はこの側線も撤去されてしまったようです。

初めて北陸本線を鈍行で乗りに来たときに、特急列車の追い越し待ちで越中大門駅に停車した際にこの貨物上屋が目に入って、鉄道模型のジオラマでしか見たことの無いような木造の大きな貨物上屋がとても印象に残りました。。
この写真はその約1年後に再訪して撮影したものです。
その後北陸に何度も訪問していた割に越中大門駅を撮る機会が無く、いつかきちんと撮ろうと思っていた矢先の年末ごろ、この上屋を解体しているとの情報をTwitterで知りとても落胆していました…
しかし、今回こうして改めて見てみると、完全な解体ではなく線路側の屋根の解体と側壁の改修作業だったようで、建物自体はご覧の通り現存していますね。
それでも、今では珍しくなった貨物上屋のある風景が失われてしまったのは寂しいですね…

せっかくなので、2010年時の越中大門駅の写真をいくつか載せておきます。。

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富山方面ホームから見た、側線と貨物上屋。
最盛期にはデンカセメント・日本電工の他にも専用線があったようです。

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ホームの向かいの工場施設群。
錆止め塗装と錆と鉄粉汚れ?が混ざったような独特な色合いの情景。
静かなホームに無機質な機械音が響いていました。

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跨線橋からの眺め。
茶色の工場施設が建ち並んでいて、その最前に貨物上屋がありました。

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まだ食パン電車こと419系も現役で、特急列車もひっきりなしに走っていた時期でした。
このときもっと撮っておけば…と後悔してしまいます。
同じ後悔を積み重ねないように、もっと今あるモノを見たり乗ったりしたいですね。



つづく。

どうも。。

今年のGWは半年振りに北陸へ行ってきました。
4泊5日の滞在でかなり色々見れたので、少しずつですが書いていこうと思います。。

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今回ももちろん自転車を輪行で持っていくので北陸新幹線で。
取った宿が高岡だったので、今回初めて新高岡で下車しました。

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翌日は早速高岡駅から自転車で走っていきます。
いつの間にか高岡色が居なくなって首都圏色ばかりになりましたね…

いくつもある行きたい場所の候補のうち、どこへ行こうか悩みました。
なかでも高岡駅から一番近い城端線二塚駅にある、中越パルプ専用線の跡がどうなっているか、まずは見に行ってみることに。

高岡駅を自転車で出発し、城端線沿いに進みます。
新高岡駅を越えて次駅の二塚駅へ。。

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自転車だと高岡駅からでも10分程度で二塚駅に着いてしまいます。

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二塚駅駅舎。
昼間は無人化しているようです。

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2面3線の旅客ホームと貨物側線2本の、非電化路線としては中規模な駅です。
駅構内の城端寄りから中越パルプの専用線が分岐していて、かつては日に数本の貨物列車が発着していましたが、2015年9月をもって無くなってしまいました。

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跨線橋から城端方面を望む。
左手へ分岐していく線路が中越パルプの専用線です。
田園地帯を進む非電化路線と、そこから伸びる草むした専用線が凄く良い画になりますね…

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発着は無くなりましたが、貨物側線は今のところそのまま残っていました。

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城端寄りの踏切から。
工場の煙突へ向かって専用線が綺麗にカーブを描いています。
現役時代にもっと見たかったですね…

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専用線沿いに進んでいきます。
踏切部分は線路側に柵が設置されていますが、それ以外はほぼ現存しているようです。

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廃止から1年半ほどしか経っていないからか、まだ線路もしっかりしていて列車が来てもおかしくない雰囲気が。

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生活道路と平行して専用線が通り抜けていく風景…
こんな線路が2015年まで現役だったのがすごいですね。

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道路を廃止踏切で越えてカーブを過ぎると、中越パルプの敷地内へ…

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小さなガーダー橋と踏切の先は工場敷地です。
よく見ると敷地内の線路に車止めが設置されていますが、専用線そのものが使われなくなった現状でどういう意図で設置されたんでしょう…

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ガーダー橋の下は水路で、かなりの水量が流れていました。
とてもジオラマ的な情景です…

このあと、城端方面へ走っていって散居村の風景を見るか、これまた専用線のある高山本線の速星駅まで行ってみるかの二択に。。
結局この日は専用線めぐりにしようということで、速星駅方面へ…

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城端の散居村ほど特徴的ではありませんが、高岡市内でも田んぼの中に家が点々と建つ散居村的な景色が部分的に見ることができます。
ちょうど田んぼに水が入って田植え前のところがいくつもあって、湖の中に浮かぶ家のような風景でした。。

つづく。

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